古市忠夫(ふるいちただお)
プロゴルファー
演題例
「震災後の日々の体験」
「頑張れる事への感謝」
など
プロゴルファー
演題例
「震災後の日々の体験」
「頑張れる事への感謝」
など
略歴
兵庫県神戸市出身。
神戸市長田区鷹取商店街でカメラ店を経営していたが、1995年1月の阪神淡路大震災で、鷹取商店街の一帯約7.5ヘクタールは、建物のほぼ全てが焼失。古市も家族以外は全てを失った。
しかし自宅から少し離れた駐車場で被災を免れた車のトランクに、ゴルフバッグだけが無傷で残った。
その時古市は、「『お前はこれで食っていけ』と言われたように一瞬感じた」という。
時に54歳、ゴルフが得意のおっちゃんであった。プロを目指すには無謀な年齢であったし、震災直後のほとんどの時間は、地元消防団の副分団長や町会長として街の復旧に費やしていた。
それでも挑戦した。
そして59歳と11ヶ月の00年、日本プロゴルフ協会(PGA)資格認定プロテストに史上2番目の年齢で合格。
この足跡は「にんげんドキュメント」(NHK)でも放送され大きな反響を呼んだ。
また、この軌跡の道のりを描いた、古市忠夫物語「還暦ルーキー」(平山讓著、講談社)が2006年映画化(タイトルは「ありがとう」)された。
テレビ出演
NHK Eテレ「チャレンジ!ホビー」
テレビ大阪「ゴルフ魂の法則」 など。
著書
「もう一度立ち上がり、前を向くために、伝えておきたい」
「60歳からのティーショット」
「ゴルフは心の格闘技」
「飛ばしを諦めたらアカン!」
「ありがとうのゴルフ」