刈屋富士雄(かりやふじお)

元NHKアナウンサー/解説委員
演題例
『オリンピック実況アナウンサーを目指して』 『スポーツ界の今』
元NHKアナウンサー/解説委員
演題例
『オリンピック実況アナウンサーを目指して』 『スポーツ界の今』

プロフィール

1960年静岡県御殿場市生まれ。
早稲田大学時代ボート部に所属し早慶レガッタの対校エイトのメンバーとして出場。

1983年NHK入局。
スポーツアナウンサーとして、大相撲、陸上、体操、バレー、競馬、フィギュアスケートなどを中心に28競技の実況を担当。
オリンピックは、バルセロナ、アトランタ、長野、シドニー、ソルトレーク、アテネ、トリノ、バンクーバーの8つの大会を現地から実況中継、熱戦を伝えた。

特に2004年アテネ五輪体操男子団体決勝で28年ぶりに体操ニッポンが王座を奪還する瞬間の冨田選手の鉄棒の実況「伸身の新月面が描く放物線は、栄光への架け橋だ。」は五輪放送史上に残るコメントと高く評価されている。

2006年トリノ五輪では、荒川選手がフィギュアスケートでアジア史上初の金メダルの瞬間を「トリノのオリンピックの女神は、荒川静香にキスをしました。」と実況。
アテネ、トリノと2大会連続で日本選手金メダル獲得のシーンを伝えた。

2010年バンクーバー五輪ではフィギュア史上最高の戦いといわれた浅田真央とキムヨナの対決を臨場感豊かに伝えた。大相撲取材35年、三賞選考委員会の司会担当。

2011年からはNHK解説主幹(スポーツ担当)を兼務し、2017年から解説主幹専任。
2012年ロンドン・2016年リオ五輪は解説委員として、ニュース情報番組などで解説。
2018年ピョンチャン五輪は、解説委員として現地を取材。
2020年退職後、スポーツ普及のための財団の立ち上げやアスリートのセカンドキャリアを応援する会社設立など、スポーツのレガシー作りに取り組んでいる。

NHK時代、三つ子のパパとして子育て番組も担当していた。

著書

スポーツエッセイ
『今こそ栄光への架け橋を~それでもオリンピックは素晴らしい~」(海竜社 2020年8月)