赤十字シンポジウム2015
失われた5年 ~中東人道危機と子ども・女性たち~

赤十字シンポジウム2015
  • 公式サイト

イベント概要

今年の赤十字シンポジウムは、昨年に引き続き、いまだに深刻な事態が
続く中東の人道危機、とりわけシリアに焦点をあてます。
紛争の発生から既に5年が経過したシリアでは、避難民1,000万人のうち、国内にとどまらざるを得ない国内避難民は650万人(UNHCR 2014)にのぼり、国外に逃れた難民に比べて、支援はいっそう届きにくいと言われています。さらに、武装集団同士の紛争の複雑化によって、国内避難民に支援を届ける活動ができるのは地元のシリア赤新月(赤十字)社等限られた支援団体のみとなっているのが現状です。しかもそのほとんどは、自身が紛争の犠牲者でもある地元ボランティアたちで、自らの命を危険にさらしながら人々の生活を支えています。

そうした状況下で最も犠牲を強いられているのが、子どもや女性、老人などの脆弱な人たち。今回のシンポジウムでは、中東情勢に精通した学識者、ジャーナリスト、そして、現地で活動しているシリア赤新月のボランティアの声を拾い、紛争下の市民の5年間を振り返り、今、どのような支援が必要とされているのかを考える機会とします。この問題への関心が低くなり、いわゆる"Silent emergency(静かなる緊急事態)"となりつつある今だからこそ、一人でも多くの人がこの問題に注視する重要性もまた、訴えていきたいと考えています。

イベント情報

日時
2015年11月7日(土)
開場/午後1時30分  開演/午後2時00分  終了予定/午後4時00分
会場
表参道ヒルズ スペース オー
東京都渋谷区神宮前4-12-10(表参道ヒルズ本館 地下3階)
■ 地下鉄をご利用の場合
東京メトロ銀座線、千代田線、半蔵門線「表参道駅」A2出口より徒歩2分
東京メトロ千代田線、副都心線「明治神宮前駅」5出口より徒歩3分
■ JRをご利用の場合
JR山手線「原宿駅」表参道口より徒歩7分
主催 日本赤十字社、NHK
後援 外務省、厚生労働省、NHK厚生文化事業団
協力 赤十字国際委員会(ICRC)、日本看護協会、商店街振興組合原宿表参道欅会
観覧申込
応募は締め切りました。たくさんのご応募、ありがとうございました。
※入場整理券(はがき)の発送をもって当選の発表にかえさせていただきます。
※開催日の一週間前を目処に入場整理券(はがき)をお送りいたします。
お問合せ 日本赤十字社国際部企画課
TEL:03-3437-7087(平日 午前9時~午後5時)
放送予定 2015年11月28日(土)
NHK Eテレ「TVシンポジウム」(14:00~14:59)
※放送日時は変更になる場合があります。あらかじめご了承ください。

出演者

●コーディネーター
出川展恒

出川 展恒(でがわ のぶひさ)
NHK解説委員

1962年、東京都生まれ。
1985年、東京大学教養学部教養学科国際関係論分科を卒業。NHK入局。
佐賀放送局記者を経て、1990年から国際報道(主に中東、イスラム世界)に携わる。
1991~92年、テヘラン駐在。
1992~93年、旧ソビエト連邦・中央アジア独立国家を長期取材。
1994~98年、エルサレム支局長(NHK初代特派員)。
2002~06年、カイロ支局長(バグダッド事務所長兼務)。
2006年7月~現在、解説委員(中東・アフリカ・イスラム地域担当)。

中東和平プロセス、アフガニスタン戦争、イラク戦争、国際テロなどをNHK特派員として現地から報道。中東・北アフリカのアラブ諸国の政変、イラン核開発問題、「IS=イスラム国」の問題などを、テレビ・ラジオで解説。現地取材も重ねている。
●パネリスト
高橋和夫

高橋 和夫(たかはし かずお)
放送大学教授

福岡県北九州市生まれ。
1974年大阪外国語大学ペルシア語科卒業、1976年コロンビア大学国際関係論修士課程修了。
クウェート大学客員研究員などを経て1985年から放送大学教員。専門分野は中東研究、国際政治。

【主な著作】
『現代の国際政治』(放送大学教育振興会、2013年)
『国際理解のために』(放送大学教育振興会、2013年)
『世界の中の日本/グローバル化と北欧からの視点』(放送大学教育振興会、2015年)
『アラブとイスラエル/パレスチナ問題の構図』(講談社現代新書、1992年)
『燃えあがる海/湾岸現代史』(東京大学出版会、1995年) 
『イスラム国の野望』(幻冬舎、2015年)など。

http://bylines.news.yahoo.co.jp/takahashikazuo/(高橋和夫 Yahooニュース一覧)
https://twitter.com/kazuotakahashi(高橋和夫 Twitter)
http://ameblo.jp/t-kazuo (高橋和夫の国際政治ブログ)
●パネリスト
玉本英子

玉本英子(たまもと えいこ)
アジアプレス・ジャーナリスト

東京都生まれ。
もともとはデザイン事務所で働く会社員だったが、クルド問題に関心を持ったことがきっかけでジャーナリストの道へ。イラク、シリア、アフガニスタン、レバノン、ビルマなどを、テレビのニュースリポート、新聞、雑誌、ネット、小学校での平和授業や市民向けの報告会などを通じて伝える。シリアは2004年、アサド政権に弾圧された北部地域のクルド人たち、2013年からはハサカ県、アレッポ県で、「IS=イスラム国」との戦闘や市民の暮らし、国内避難民などを現場取材。イラクでは昨年8月にISに拉致されたヤズディ教徒たちを中心に継続取材。共著に「アジアのビデオジャーナリストたち」、「21世紀の紛争・中東編」など。アジアプレス所属。京都精華大学非常勤講師。
●パネリスト
渡部正樹

渡部 正樹(わたべ まさき)
国連人道問題調整事務所(OCHA)神戸事務所長

2012年1月より現職。
紛争や災害に苦しむ人々のための国際支援をより強化すべく、日本政府や市民社会とのパートナーシップ構築に取り組む。以前はOCHAニューヨーク本部でスリランカ内戦及び東日本大震災を担当。また、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)、国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)及び海外経済協力基金(現在の国際協力機構(JICA))にも勤務。人道政策、避難民支援、災害リスク管理、民軍調整等に携る。早稲田大学政治経済学部卒業。ロンドンスクールオブエコノミクス(LSE)修士課程修了(発展途上国における社会政策・プランニング専攻)。
共訳書:新戦争論(メアリー・カルドー著、岩波書店)。

http://www.unocha.org/japan(OCHA HP)
https://www.facebook.com/OCHAKobe(OCHA Facebook)

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