第172回 NTT東日本 N響コンサート

第172回 NTT東日本 N響コンサート

公演概要

現代音楽のスーパースター、タン・ドゥンの新作、日本初演!
実力派ヴァイオリニスト木嶋真優、渾身のメンデルスゾーン!
10月31日 中国北京公演と同一プログラム!日本国内で聴ける唯一のチャンスをお見逃しなく!

 1985年の初回から、今年で30周年を迎えるNTT東日本 N響コンサート。今回は現代音楽のスーパースター、タン・ドゥンと若手実力派ヴァイオリニスト、木嶋真優を迎えます。共に、シリーズ初登場です。
 一流の音楽家による演奏を低価格で楽しめるコンサートとして、ますます期待の高まる「NTT東日本 N響コンサート」。第172回を迎える今回は、作曲家・指揮者として現代音楽の第一人者として名高いタン・ドゥンが登場します。作曲家としてグラミー賞、アカデミー賞をはじめとした数々の受賞のほか、指揮者としてもベルリン・フィルをはじめとした世界屈指の著名オーケストラに次々客演、自身の作品は勿論クラシック作品の演奏に対する評価も高く、マルチな才能を誇る世界的アーティストです。 ソリストには現在パリとケルンを拠点としてヨーロッパを中心に活躍中の実力派ヴァイオリニスト・木嶋真優を迎えます。若くして巨匠ロストロポーヴィチに認められ、ドイツの有力紙に「カラヤンがアンネ・ゾフィー・ムターを、マゼールがヒラリー・ハーンを世界に注目させたように、ロストロポーヴィチが木嶋真優を世に出した」と評されました。

ロストロポーヴィチには「世界で最も優れた若手ヴァイオリニスト」と絶賛されています。日本国内でもTBS「情熱大陸」、2012年NHK大河ドラマ「平清盛」紀行で取り上げられるなど、注目を集めています。
 今回のプログラムは、この後に予定される中国公演と同じ内容で、国内ではここでしか聴けない貴重な機会となっています。タン・ドゥンの「Passacaglia:Secret of Wind and Birds」は、完成したばかりの新作で、この7月にアメリカ・カーネギーホールで、シャルル・デュトワによって世界初演され、日本では今回、本人の指揮による初演となります。日本の現代音楽界を代表する細川俊夫の作品と共に、クラシックファンから熱い注目を集めるでしょう。木嶋真優をソリストに迎えるメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲は、世界4大ヴァイオリン協奏曲のひとつに数えられ、哀愁漂う旋律に溢れた人気の高い作品です。そして20世紀を象徴する作曲家・ストラヴィンスキーの代表作「火の鳥」。タン・ドゥンならではのソリッドなタクトが期待されます。現代音楽のスーパースターと才能豊かなソリスト、そして日本を代表するオーケストラが、それぞれの個性を遺憾なく発揮する、渾身のプログラムです。

公演情報

日時
2015年10月28日(水)
開場:18:00 開演:19:00
会場 東京オペラシティコンサートホール:タケミツメモリアル
入場料 S席¥5,000 | A席¥4,000 | B席¥3,000 (各消費税込み)
前売り所
■東京オペラシティチケットセンター
 03-5353-9999
■チケットぴあ
 0570-02-9999(24時間自動音声【 Pコード 268-178 】
 http://pia.jp/t/
■ローソンチケット
 0570-000-407(オペレーター対応 10:00~20:00)
 0570-084-003(24時間自動音声【 Lコード 34994 】
 http://l-tike.com/ [ローチケ.Com]
 ローソン・ミニストップ店頭 Loppi 直接購入(24時間)
■イープラス
 http://eplus.jp/classic/
主催 NTT東日本
問合せ NHKプロモーション
03-5790-6423 (平日 10:00~18:00)

出演者プロフィール

タンドゥン

タン・ドゥン(指揮)

世界的に知られるアーティスト、タン・ドゥンは作曲家兼指揮者、マーラーとバーンスタィンを尊敬し彼ら目標として活動に取り組む。マルチメディアを活用したり、西洋と東洋の伝統を掛け合わせる、独創的でクラシック音楽の枠組みにとらわれない作風は、今日の音楽会で高い評価を得る。グラミー賞、アカデミー賞、グロマイヤー賞作曲部門、ミュージカル・アメリカ・コンポーザー・オブ・ザ・イヤー、ハンブルグ市バッハ賞、モスクワのショスタコヴィッチ賞など数々を受賞。タンドゥンの音楽は世界中のオーケストラによって演奏され、歌劇場、国際音楽祭、ラジオ、テレビなどを通して多くの聴衆から親しまれる。作曲家兼指揮者として世界屈指のオーケストラ、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団、ロンドン交響楽団、ニューヨーク・フィルハーモニック、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、フランス国立交響楽団、BBCフィルハーモニック、ミラノ・スカラ座フィルハーモニー管弦楽団、ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団、そしてローマ・サンタ・チェチーリア国立管弦楽団などと共演。
2014年フィラデルフィア管弦楽団の中国ツアーではクリエイティブ・チェアを勤める。文化的なリーダーとして、タン・ドゥンは創作力を通して環境問題や多様な伝統文化の継承を守る活動にも積極的に取り組む。2010年は上海万博の「世界文化大使」を勤め、ユネスコ親善大使にも任命される。

タン・ドゥンの音楽は世界各国で聞ける。近年ではマーティン・グルービンガーのために作曲し、北ドイツ放送交響楽団が初演した打楽器協奏曲、「“The Tears of Nature”~マリンバとオーケストラのための(日本の津波犠牲者の追憶に)」や自身の故郷、中国の湖南省に伝わる「女書(ニュウ・シュウ)」という書にインスピレーションを受けた作品「女書:The Secret Songs of Women ~13のマイクロフィルム、ハープ、オーケストラのための交響曲」はフィラデルフィア管弦楽団、NHK交響楽団とロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団との共同委託作品として初演された。GoogleとYouTubeから委託された初めてのインターネット・シンフォニーはインターネット上で1,500万人の人々が聴取した。オーガニック三部作「水・紙・陶器のための協奏曲」は多くのコンサート会場で演奏され、なかでも「紙の協奏曲」はウォルト・ディズニー・コンサートホールの柿落としの際に、ロサンゼル管弦楽団が初演した。タン・ドゥンのマルチメディア作品、「ザ・マップ」はボストン管弦楽団とヨーヨー・マによって初演され、三十カ国以上にツアーで訪れた。オリジナルの譜面はカーネギー・ホールのコンポーザーズ・ギャラリーに所蔵される。「オーケストラル・シアターⅣ:門」はNHK交響楽団が初演し、中国の京劇、西洋の歌劇(オペラ)そして文楽との国際的なコラボレーション作品である。その他に「マルコ・ポーロの4つのシークレットロード」はベルリンフィルが演奏し、ピアノ協奏曲「ファイア」をランランとニューヨーク交響楽団と共演された。また国際オリンピック委員会(IOC)から2008年北京オリンピックのテーマ曲と表彰式の音楽の作曲を委託された。

タン・ドゥンにとってオペラは芸術の突破口とインスピレーションの源である。「マルコ・ポーロ」はエジンバラ・フェスティバルから委託され、これまでに4つのプロダクションで上演され、特にピエール・アウディが演出し、オランダ国立歌劇場で上演された作品は世界的な注目を浴びた。他にプラシド・ドミンゴが主役を演じた「ファースト・エンペラー」はメトロポリタン歌劇場で初演。「茶(Tea)~A mirror of soul」はサントリー・ホールで初演を迎えその後、リヨン歌劇場、サンタフェオペラ、そしてザ・オペラ・カンパニー・オブ・フィラデルフィアでも公演された。ピーター・セラーズが演出した「牡丹亭」は様々なフェスティバル、そしてウィーン、パリ、ロンドン、ローマなどの主要都市などで50回以上も上演されてきた。

タン・ドゥンはソニー・クラシック、ドイチェ・グラマフォン、EMI、オーパス・アルテ、ナクソスからCDをリリースされ、グラミー賞を受賞したり推薦されたり、日本レコード大賞のベスト・コンテンポラリー・ミュージックCDやBBCのベスト・オーケストラル・アルバムなどを受賞。タン・ドゥンの作品はG・シャーマーから出版され、Music Sales Group of Classical Companies がマネージメントを勤める。

www.tandunonline.com

©keiichiS

木嶋真優(ヴァイオリン)

 神戸生まれ。3歳でヴァイオリンを始める。
 2000年第8回ヴィエニャフスキ国際ヴァイオリン・コンクール・ジュニア部門にて日本人として最年少の13歳で最高位(1位なし第2位)を受賞し一躍話題となる。その他国内外のコンクールで受賞多数。もっとも最近では2011年ケルン国際音楽コンクールのヴァイオリン部門で、最終ラウンドではブルッフのヴァイオリン協奏曲第2番を演奏し優勝、あわせてその優れた音楽的解釈に対しDavid Garrett賞も受賞した。

 2004年6月 モスクワでスピヴァコフ指揮ロシアナショナル・フィルと共演し、地元紙では、「巨匠 (ムスティスラフ・)ロストロポーヴィッチが『世界で最も優れた若手ヴァイオリニスト』と絶賛するにふさわしく、見事なテクニックと成熟した解釈で聴衆を圧倒した。」と評される。
 レコーディングは、NHK交響楽団音楽監督に就任したウラディーミル・アシュケナージから強い推薦を受け、「アシュケナージ&NHK交響楽団」の“ツィガーヌ”に参加。そのほかソロCDは「シャコンヌ」、「Rise」をリリース。
 現在パリとケルンに拠点を置き、ヨーロッパを中心に活動を展開している。最近ではルガノのマルタ・アルゲリッチ音楽祭、サイトウ・キネン・オーケストラ、水戸室内管弦楽団への参加も果たしている。2014年に行なったNHK交響楽団、広島交響楽団、東京シティ・フィル、台北交響楽団との共演は高く評価された。
 これまでに林泉、戸上和代、江藤俊哉、ドロシー・ディレイ、川崎雅夫、小栗まち絵、工藤千博などのレッスンを受講。2008年及び2009年スイスで開催された小澤征爾アカデミーに参加。ケルン音楽大学在学中はザハール・ブロンに師事、2012年春にはケルン音楽大学を首席で卒業。
 2002年度文化庁海外派遣研修員。2012年NHK大河ドラマ「平清盛」紀行の音楽に参加。TBS「情熱大陸」にも出演、話題となった。

http://kishimamayu.seesaa.net/

©S.Takahara

NHK交響楽団

NHK交響楽団の歴史は、1926年10月5日にプロ・オーケストラとして結成された新交響楽団に遡る。その後、日本交響楽団の名称を経て、1951年に日本放送協会(NHK)の支援を受けることとなり、NHK交響楽団と改称。この間、ドイツからジョセフ・ローゼンストックを専任指揮者として迎え、日本を代表するオーケストラとしての基礎を築いた。演奏活動の根幹となる定期公演は1927年2月20日の第1回予約演奏会に始まり、第2次大戦中も中断することなく続けられた。以来、今日に至るまで、ヘルベルト・フォン・カラヤン、エルネスト・アンセルメ、ヨーゼフ・カイルベルト、ロヴロ・フォン・マタチッチなど世界一流の指揮者を次々と招聘、また、話題のソリストたちと共演し、歴史的名演を残している。
近年NHK交響楽団は、年間54回の定期公演をはじめ、全国各地で約120回のコンサートを開き、その演奏は、NHKのテレビ、FM放送で日本全国に放送されるとともに、国際放送を通じて欧米やアジアにも紹介されている。また、2013年8月にはザルツブルク音楽祭に初出演するなど、その活動ぶりと演奏は国際的にも高い評価を得ている。

現在N響が擁する指揮者陣は、名誉音楽監督シャルル・デュトワ、桂冠指揮者ウラディーミル・アシュケナージ、名誉指揮者ヘルベルト・ブロムシュテット、名誉客演指揮者アンドレ・プレヴィン、正指揮者外山雄三、尾高忠明。2015年9月から、パーヴォ・ヤルヴィを首席指揮者として迎える。

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