ヘレン・シャルフベック ―魂のまなざし<終了しました>

展覧会概要
ヘレン・シャルフベック(1862-1946)は、2012年に母国のフィンランド国立アテネウム美術館で生誕150周年を記念する大回顧展が開催されたのを機に、近年世界的にも注目される画家の一人です。奨学金を得てパリに渡り、マネやセザンヌ、ホイッスラーなどの芸術やジャポニズムの流行に触れ、帰国後はヘルシンキ郊外の街ヒュヴィンカーや南フィンランド沿岸のタンミサーリで制作を続けました。パリを離れてもフランスやイギリスの雑誌などから美術動向を敏感に学び取り、後には17世紀の巨匠エル・グレコからもインスピレーションを
得て新しいスタイルを探求、いずれの取り組みも自家薬籠中のものとしている点が特筆されます。 本展では、パリ万博受賞作《快復期》(1888年)や、フィンランド移住後の作でホイッスラーの影響を強く感じさせる《お針子(働く女性)》(1905年)などの代表作はもちろん、画家としての自身を見つめた自画像や静物画にも注目しながら、フィンランドを生きた女性画家の軌跡をたどります。
展覧会情報
東京展(終了しました)
会場 |
京藝術大学大学美術館 〒110-8714 東京都台東区上野公園12-8 |
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会期 | 2015年6月2日(火)~7月26日(日) |
主催 | 東京藝術大学、NHK、NHKプロモーション、日本経済新聞社 |
後援 | フィンランド大使館、フィンランドセンター |
特別協力 | フィンランド国立アテネウム美術館 |
協賛 | 損保ジャパン日本興亜、大日本印刷 |
協力 | フィンエアー、フィンエアーカーゴ |
宮城展(終了しました)
会場 |
宮城県美術館 〒980-0861 宮城県仙台市青葉区川内元支倉34-1 |
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会期 | 2015年8月6日(木)~10月12日(月・祝) |
主催 | 宮城県美術館、NHK仙台放送局、NHKプラネット東北、日本経済新聞社、河北新報社 |
後援 | フィンランド大使館、フィンランドセンター |
特別協力 | フィンランド国立アテネウム美術館 |
協賛 | 損保ジャパン日本興亜、大日本印刷 |
協力 | フィンエアー、フィンエアーカーゴ |
制作協力 | NHKプロモーション |
広島展(終了しました)
会場 |
奥田元宋・小由女美術館 〒728-0023 広島県三次市東酒屋町453-6 |
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会期 | 2015年10月30日(金)~2016年1月3日(日) |
主催 | 奥田元宋・小由女美術館、NHK広島放送局、NHKプラネット中国、中国新聞社、日本経済新聞社 |
後援 | フィンランド大使館、フィンランドセンター、三次市、三次市教育委員会 |
特別協力 | フィンランド国立アテネウム美術館 |
協賛 | 損保ジャパン日本興亜、大日本印刷 |
協力 | フィンエアー、フィンエアーカーゴ |
制作協力 | NHKプロモーション |
神奈川展(終了しました)
会場 |
神奈川県立近代美術館 葉山 〒240-0111 神奈川県三浦郡葉山町一色2208-1 |
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会期 | 2016年1月10日(日)~2016年3月27日(日) |
主催 | 神奈川県立近代美術館、NHK横浜放送局、NHKプロモーション、日本経済新聞社 |
後援 | フィンランド大使館、フィンランドセンター |
特別協力 | フィンランド国立アテネウム美術館 |
協賛 | 損保ジャパン日本興亜、大日本印刷 |
協力 | フィンエアー、フィンエアーカーゴ |