第170回 NTT東日本 N響コンサート

第170回 NTT東日本 N響コンサート

公演概要

今年のテーマはアメリカ! ガーシュウィンの名作とドヴォルザーク「新世界から」

 前回、情熱の国スペインをテーマにしたプログラムが大好評だった「NTT東日本 N響コンサート」。記念すべき第170回を迎える今回は、日本が世界に誇るジャズピアニスト・小曽根真を迎え、アメリカをテーマにお送りいたします。近年ではクラシック音楽界への進出もめざましい小曽根が今回選んだのは、アメリカを象徴する作曲家でシンフォニック・ジャズの第一人者、ジョージ・ガーシュウィンの名作「コンチェルト イン F」。前作「ラプソディ・イン・ブルー」で大成功を収めたガーシュウィンが、オーケストレーションを改めて学び直して作曲、満を持して発表した作品です。この名作を、小曽根真×N響という最高の組み合わせでお贈りします。クラシックとジャズの見事な融合をお楽しみください。 指揮には、今や円熟期に入ったベテラン、尾高忠明を迎えます。N響正指揮者でもある彼は楽団の信頼も厚く、小曽根とも度々共演しています。尾高&小曽根&N響という、日本を代表する超一流の音楽家たちによる熱いステージが期待されます。

そして尾高×N響という強力タッグで演奏されるもうひとつのプログラムは、ドヴォルザークの傑作・交響曲第9番「新世界から」をお贈りします。チェコ国民楽派最大の作曲家として既に名声を確立していたドヴォルザークが、ニューヨークのナショナル音楽院に院長として招かれたのは1892年のこと。1895年にアメリカを去るまでの3年間に、この「新世界」をはじめ、「アメリカ四重奏曲」「チェロ協奏曲」といった、アメリカにインスパイアされた傑作が次々と作曲されました。「新世界」とは勿論アメリカのこと。黒人霊歌やアメリカインディアンの音楽などから素材を得たといわれるこの曲は、どこか故郷チェコとも通じる哀愁を漂わせた人気の作品です。出演者・曲目共に、クラシック・ビギナーからマニアまで、どなたにもお楽しみいただける内容でお届けします。

公演情報

日時
2014年1月29日(水)
開場:18:00 開演:19:00
会場 東京オペラシティコンサートホール:タケミツメモリアル
入場料 S席¥5,000 | A席¥4,000 | B席¥3,000 (各消費税込み)
前売り所
■東京オペラシティチケットセンター
 03-5353-9999
■チケットぴあ( Pコード 209-824 )
 0570-02-9999(24時間自動音声)
 http://pia.jp/t/
■ローソンチケット( Lコード 34754 )
 0570-000-407(オペレーター対応 10:00~20:00)
 0570-084-003(24時間自動音声)
 http://l-tike.com/
■イープラス
 http://eplus.jp/classic/
主催 NTT東日本
問合せ NHKプロモーション
03-5790-6423 (平日 10:00~18:00)

出演

©Martin Richardson

尾高忠明(指揮)

1947年生まれ。国内主要オーケストラへの定期的な客演に加え、ロンドン交響楽団、ロンドン・フィル、BBC交響楽団、バーミンガム市交響楽団、ベルリン放送交響楽団、フランクフルト放送交響楽団等へ客演している。
海外での活躍も目覚ましく、1987年から首席指揮者を務めたBBCウェールズ交響楽団とは「オーケストラとの8年間、尾高はウェールズで奇跡を行った(ロンドン・サンデー・タイムズ紙)」と高い評価を得ている。これまで1991年度第23回サントリー音楽賞受賞。1993年ウェールズ音楽演劇大学より名誉会員の称号を、ウェールズ大学より名誉博士号を、1997年英国エリザベス女王より大英勲章CBEを授与された。さらに1999年には英国エルガー協会より、日本人初のエルガー・メダルを授与されている。2012年有馬賞(NHK交響楽団)受賞。 また同年9月には日中国交正常化40周年を記念してNHK交響楽団と北京、天津、上海で演奏し絶賛を博した。
現在NHK交響楽団正指揮者、新国立劇場オペラ芸術監督、札幌交響楽団音楽監督、BBCウェールズ交響楽団 (現BBCウェールズ・ナショナル管弦楽団)桂冠指揮者、東京フィルハーモニー交響楽団桂冠指揮者、読売日本交響楽団名誉客演指揮者、紀尾井シンフォニエッタ東京桂冠名誉指揮者を務めるほか、東京藝術大学音楽学部指揮科主任教授、相愛大学音楽学部客員教授として後進の指導に当たっている。

©篠山紀信

小曽根真(ピアノ)

父・実の影響でジャズに興味を持ち、12歳の時にオスカー・ピーターソンの演奏を聴き、ジャズ・ピアノを学びはじめる。80年渡米。83年ボストンのバークリー音楽大学、ジャズ作・編曲科を首席で卒業。同年カーネギーホールにてソロ・リサイタルを開き、米CBSと日本人初のレコード専属契約を結び、アルバム「OZONE」で全世界デビュー。同時にゲイリー・バートンのグループに参加、ワールドツアーを開始。03年バートンとのデュオ作『ヴァーチュオーシ』(Concord)で、第45回グラミー賞に初ノミネートされる。
近年はクラシックにも取り組み、国内外の主要オーケストラと、バーンスタイン、モーツァルト、ショスタコーヴィチ、ラフマニノフなどの協奏曲で共演を重ね、「比類のない演奏で、観客は魅了され大絶賛した」(北独ハノーファー新聞)など高い評価を得ている。
また、2004年には、ビッグバンド「No Name Horses」を結成し、国内はもとより、アメリカ、フランス、スコットランド、オーストリア、シンガポールなどから招かれているほか、数々のCDアルバムをリリース。
2010年は、ゲイリー・バートンとの全国ツアー、および、ショパンの生誕200年を記念したアルバム『ロード・トゥ・ショパン』を発表し、リサイタルツアーを成功させ、ポーランド政府より「ショパン・パスポート」を授与された。
録音活動も活発で、多数リリースしており、最近では2011年夏に東日本の復興を支援する『Live & Let Live - Love for Japan』および「No Name Horses」のライブ盤『Back at the Club “in Tribute”』を発表。2012年には、クリスチャン・マクブライド(b)、ジェフ“テイン”ワッツと久々のトリオを組み、国内ツアー及び、アルバム『My Witch’s Blue』をリリース。またエリス・マルサリス(Pf)とのデュオアルバム『Pure Pleasure for The Piano』も、チャリティアルバム第2弾として同時リリース。 FM番組のパーソナリティーを務めるほか、TV番組のサウンドトラックや舞台音楽を手がけるなど幅広く活躍。読売演劇賞最優秀スタッフ賞ほか受賞多数。
2011年4月より、国立音楽大学(演奏学科ジャズ専修)教授を務める。
公式ホームページ : http://makotoozone.com/

NHK交響楽団

NHK交響楽団の歴史は、1926年10月5日にプロ・オーケストラとして結成された新交響楽団に遡る。その後、日本交響楽団の名称を経て、1951年に日本放送協会(NHK)の支援を受けることとなり、NHK交響楽団と改称した。この間、ドイツからジョセフ・ローゼンストックを専任指揮者として迎え、日本を代表するオーケストラとしての基礎を築く。演奏活動の根幹となる定期公演は1927年2月20日の第1回予約演奏会に始まり、第2次大戦中も中断することなく続けられた。以来、今日に至るまで、ヘルベルト・フォン・カラヤン、エルネスト・アンセルメ、ヨーゼフ・カイルベルト、ロヴロ・フォン・マタチッチなど世界一流の指揮者を次々と招聘、また、話題のソリストたちと共演し、歴史的名演を残している。近年N響は、年間54回の定期公演(NHKホール、サントリーホール)をはじめ、全国各地で約120回の演奏活動を行っている。その演奏は、NHKのテレビジョン、FM放送で全国に放送されるとともに、国際放送を通じて欧米やアジアにも紹介されている。また、1960年以来の定期的な外国公演や委嘱作品の充実、メジャー・レーベルへのCD録音など、その活動ぶりと演奏は国際的にも高い評価を得ている。現在、N響が擁する指揮者陣は、名誉音楽監督シャルル・デュトワ、桂冠指揮者ウラディーミル・アシュケナージ、桂冠名誉指揮者ウォルフガング・サヴァリッシュ、名誉指揮者ヘルベルト・ブロムシュテット、正指揮者 外山雄三、尾高忠明、首席客演指揮者アンドレ・プレヴィン。また、ネルロ・サンティ、準・メルクル、アラン・ギルバートら、多彩な実力派たちが定期的に客演している。

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