第38回 NHK古典芸能鑑賞会<終了しました>

第38回 NHK古典芸能鑑賞会<終了しました>

イベント概要

古典芸能のさまざまな分野から、豪華な顔ぶれが一堂に集い、他では見られない芸の競演を披露する「NHK古典芸能鑑賞会」。

日本人が愛し、育んできた古典の名曲・名作の数々を、一流の出演者による贅沢な顔合わせでお楽しみいただきます。

イベント情報

日時:2011年10月28日(金)

 開場16:00 開演17:00

 終演予定20:40

会場:NHKホール

 

演目・出演: 

◆箏曲

「楓の花(かえでのはな)」

唄と箏:米川文子

ほか30人による合奏

 

◆舞踊

六歌仙容彩(ろっかせんすがたのいろどり)

「喜撰(きせん)」

清元連中

長唄囃子連

 

喜撰法師:西川扇藏

お 梶:藤間藤太郎

浄 瑠 璃:清元志佐雄太夫

三 味 線:清元美治郎

唄:今藤尚之

三 味 線:今藤政太郎

囃 子:堅田喜三久

 

 

◆歌舞伎 

「彦山権現誓助剱

(ひこさんごんげんちかいのすけだち)」 

杉坂墓所(すぎさかはかしょ)

毛谷村(けやむら)

 

 

毛 谷 村 六 助:中村吉右衛門

一 味 斎 娘 お 園:中村芝雀

微塵弾正実は京極内匠:中村又五郎

一 味 斎 後 室 お 幸:中村東蔵

 



 

座席表:

主催:NHK・NHKプロモーション

イベント構成

◆箏曲

「楓の花(かえでのはな)」

 この曲は明治30年頃、松阪春栄により作曲されました。冒頭の歌詞に「花の名残りの嵐山」とあるように、京都の初夏の風情を唄っています。

 「楓」「若鮎」「河鹿」「ほととぎす」「つつじ」など季節にちなんだ風物を爽やかにつづっていきます。

 人間国宝の米川文子を中心に、その一門による合奏で華やかに幕開けです。

 


 

◆舞踊

六歌仙容彩(ろっかせんすがたのいろどり)

「喜撰(きせん)」   

清元連中

長唄囃子連中

 

 変化舞踊「六歌仙容彩」の中でも独立して上演される頻度が高く、人気曲なのが、この「喜撰」です。

 天保2年(1831)に四世中村歌右衛門が初演した「六歌仙容彩」は、平安の六歌仙である僧正遍昭、文屋康秀、在原業平、喜撰法師、大伴黒主が、各段それぞれに小野小町を口説き落とそうとする趣向になっています。

 喜撰法師が言い寄るのは、お梶という茶屋の女で、これが小野小町の見立てとなっています。

 清元と長唄の掛合で繰り広げられる、喜撰とお梶の色模様やお梶の濃厚なクドキ、喜撰の軽妙なチョボクレ、そして所化の総踊りによる住吉踊りなど、派手で洒落っ気に富んだ作品です。

 喜撰法師には人間国宝で西川流十世宗家の西川扇藏、お梶には日本舞踊協会理事の藤間藤太郎が出演する、大顔合わせの舞台です。

 


 

◆歌舞伎 

「彦山権現誓助剱 (ひこさんごんげんちかいのすけだち)」 

杉坂墓所

毛谷村  

 

 「彦山権現誓助剱」は全十一段の仇討物の義太夫狂言で、今回は毛谷村六助が活躍する「杉坂墓所」と「毛谷村」の上演となります。

 豊前国(福岡県)彦山の麓、毛谷村に住む六助は武術に優れた人物。そのため領主は、六助と試合をして勝った者を召し抱えるとの、御触れを出しています。

 亡き母の四十九日で六助が墓参りをしていると、老婆を連れた浪人、微塵弾正が現れます。弾正は年老いた母のため仕官がしたいので、六助に試合でわざと負けてほしいと頼みます。孝行心、忠誠心の強い六助は心よく弾正の頼みを引き受けます。

 しかし、この弾正は京極内匠といい、六助の許婚であるお園の父親、吉岡一味斎を殺害した悪人だったのです。

 敵討のため奔走する一味斎の後室お幸と男勝りの娘お園が六助の住家を訪ねます。六助は二人から一味斎の最期を聞くうちに、敵が勝ちを譲った弾正と知ることとなるのでした。

 毛谷村六助には、七月に人間国宝の認定を受けた吉右衛門。初代吉右衛門が練り上げた播磨屋型の六助を継承し、当り役として何度も演じています。

 芝雀の一味斎娘お園、又五郎の微塵弾正実は京極内匠、そして、東蔵の一味斎後室お幸、という充実した配役で御覧頂きます。

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