第37回 NHK古典芸能鑑賞会<終了しました>

第37回 NHK古典芸能鑑賞会<終了しました>

イベント情報

 

日時:2010年10月28日(木)

開場16:00 開演17:00 終演予定20:30

会場:NHKホール

演目・出演: 

◆箏曲 「三番叟(さんばそう)」 

   唄:山勢松韻、岸辺美千賀、井口法能、武田祥勢

   箏:萩岡松韻、武藤松圃

   三絃:山登松和、田中奈央一

   小鼓:藤舎呂船

   〔17:00-17:30〕

 

◆舞踊 長唄・常磐津掛合

 「奴道成寺(やっこどうじょうじ)」

   白拍子花子実は狂言師升六:花柳壽輔

   唄:今藤長一郎

   三味線:杵屋栄八郎   

   浄瑠璃:常磐津初勢太夫   

   三味線:常磐津文字蔵

   囃子:堅田喜三久  

   〔17:50-18:35〕

 

◆歌舞伎 

  「源平布引滝 実盛物語」

(げんぺいぬのびきのたき さねもりものがたり)

   斎藤別当実盛:片岡仁左衛門

   九郎助娘小万:片岡秀太郎 

   倅太郎吉:片岡千之助

   御台葵御前:片岡孝太郎

   瀬尾十郎兼氏:市川左團次  

   〔19:05-20:35〕 

 


 

座席表


イベント構成

 

◆箏曲 「三番叟(さんばそう)」

 この曲はもともと河東節の曲ですが、山田流筝曲に移されて伝えられています。前弾に続き、翁が「とうとうたらり…」とうたい、三番叟の揉みの段となり、最後は祝い寿ぐ歌詞でめでたく納めます。

 今回は人間国宝の山勢松韻を始めとする山田流筝曲の皆さんに、小鼓が一調加わり、華やかに幕開きを飾っていただきます。 

 


 

◆舞踊 長唄・常磐津掛合 「奴道成寺(やっこどうじょうじ)」 

 歌舞伎舞踊の代表作「京鹿子娘道成寺」を始め、「道成寺物」の舞踊は数々ありますが、この作品は白拍子に化けた狂言師升六という『男性』が主人公です。文政12年(1829)に原型の所作事ができ、現在伝えられている曲は明治8年(1875)に四世中村芝翫が演じたものとされています。クドキの部分が三つの面(おかめ・大尽・ひょっとこ)を使い分ける難しい振付となっており、卓抜した技の見せ所となっています。

 立方は花柳流四世宗家家元の花柳壽輔。昨年、博多座で上演されましたが、東京での再演が待たれていた話題の舞台です。   

 


 

 ◆歌舞伎 「源平布引滝 実盛物語」 

    (げんぺいぬのびきのたき さねもりものがたり)

  「実盛物語」は源平の争乱の時代を扱った義太夫狂言として人気の作品です。ここは琵琶湖のほとりにある百姓九郎助の住まい。九郎助は瀕死の木曽義賢から預かった身重の妻・葵御前を匿っています。平清盛は葵御前の出産が間近との情報を受け、もし男子が誕生した場合、即刻その首をはねるよう、斎藤別当実盛と瀬尾十郎兼氏の二人を検分役として九郎助宅に向かわせます。実盛と瀬尾の詰問に九郎助夫婦は苦し紛れに、孫の太郎吉が琵琶湖で拾った女の片腕を葵御前が出産した子だと偽って差し出します。腕が赤子であるわけがないと瀬尾は憤慨しますが、実盛は中国の故事を用いて、腕を産む不思議もあると、ひとまず瀬尾を帰します。その腕を見た実盛は、以前琵琶湖で源氏の白旗を握った女の腕を切り落としたことを思い出します。そこへ運び込まれた小万の遺骸に、その片腕を継ぐと・・・。

 実盛の役は、典型的な二枚目の捌き役として、代々の名優が演じてきました。今回、実盛を演じる仁左衛門は、何度も実盛を手がけ当り役としています。 そのほか、左團次の瀬尾十郎兼氏、秀太郎の九郎助娘小万、孝太郎の御台葵御前、千之助の倅太郎吉という配役で、仁左衛門にとっては親子孫三代揃っての舞台となります。

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