生誕120年 藤田嗣治展<終了しました>

展覧会概要
― 今、明かされる伝説の画家のすべて
2006(平成18)年は藤田嗣治の生誕120年にあたります。これを記念して、このたび、その全画業を紹介する展覧会をはじめて開催します。
藤田嗣治(レオナール・フジタ)は、東京美術学校を卒業後、フランスに渡り、モディリアニらとともにエコール・ド・パリの代表的画家として活躍しました。とりわけ、裸婦に代表される“乳白色の肌”の美しさは、多くの人々の心をとらえてきました。その後中南米を旅行して日本に帰国しますが、第二次大戦後はフランスに戻り、やがて帰化して、再び日本の土を踏むことはありませんでした。
これまで何度か開催されてきた藤田嗣治展は、その画業の全体像を示すには、必ずしも十分とはいえませんでした。また、その波乱に満ちた生涯ゆえに、数々の逸話による伝説としての藤田像が、画家としての評価をおいて、一人歩きしてしまった感もあります。
この展覧会は、パリ時代から晩年にいたるまでの代表作約100点を、フランスやベルギーを加えた国内外から集めて展示します。日本初公開作品約20点を含めた作品を通して、あくまで一人の芸術家としての藤田嗣治の全貌を探り、伝説ではない、あらたな藤田像を見出そうとするものです。
展覧会情報
東京展※東京展は終了しました。
会場 | 東京国立近代美術館 〒102-8322 東京都千代田区北の丸公園3-1 |
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会期 | 2006年3月28日(火)~2006年5月21日(日) |
主催 | 東京国立近代美術館、NHK、NHKプロモーション、日本経済新聞社 |
後援 | 外務省、フランス大使館 |
協賛 | あいおい損害保険、大日本印刷、松下電器 |
協力 | DNPアーカイブ・コム、日本航空 |
京都展※京都展は終了しました。
会場 | 京都国立近代美術館 〒606-8344 京都府京都市左京区岡崎円勝寺町26−1 |
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会期 | 2006年5月30日(火)~2006年7月23日(日) |
主催 | 京都国立近代美術館、NHK京都放送局、NHKきんきメディアプラン、日本経済新聞社、京都新聞社 |
後援 | 外務省、フランス大使館、京都府、京都市、京都府教育委員会、京都市教育委員会 |
協賛 | あいおい損害保険、大日本印刷、松下電器 |
協力 | DNPアーカイブ・コム、日本航空、日本郵政公社近畿支社 |
広島展※広島展は終了しました。
会場 | 広島県立美術館 〒730-0014 広島県広島市中区上幟町2-22 |
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会期 | 2006年8月3日(木)~2006年10月9日(月・祝) |
主催 | 広島県立美術館、NHK広島放送局、NHKちゅうごくソフトプラン、中国新聞社、日本経済新聞社 |
後援 | 外務省、フランス大使館、中国放送、広島テレビ、広島ホームテレビ、テレビ新広島、広島エフエム放送、 ひろしまPステーション76.6FM、エフエムふくやま |
協賛 | あいおい損害保険 、大日本印刷、 松下電器、(広島展協賛)ウツミ屋証券 |
協力 | DNPアーカイブ・コム、日本航空、広島電鉄 |