食料フォーラム2025 「持続可能な食、くらしのために農業協同組合が果たすべき役割～2025国際協同組合年に考える～」
イベント概要
私たちが生きていくうえで欠かせない食料。自然の恵みを生かし、時間をかけて生産されるもので、足りないからと言ってすぐに増産できるものではありません。この食料生産の8割を小規模な家族農業が担っています。家族農業を守っていくためには協同組合の存在が不可欠なのです。そのため、国・地域の違いに関係なく、多くの途上国で、いま、農業協同組合育成に尽力しています。国連は2025年を「国際協同組合年（IYC）」と定めて、貧困と飢餓の解消や食料安全保障の確立に協同組合の力が不可欠なことをアピールしています。“協同組合先進国”の日本。いま何ができ、何を期待されているのでしょうか。専門家と一緒に考えていきます。
イベント情報
日時
2025年9月9日(火)
開場:午後1時 開演:午後1時30分 終演予定:午後3時
会場
イイノホール
東京都千代田区内幸町２-１-１飯野ビルディング４Ｆ
主催
ＪＡ全中(全国農業協同組合中央会)
共催
ＮＨＫ
後援
2025国際協同組合年全国実行委員会
観覧申込 募集終了
参加無料ですが、事前のお申し込みが必要です(先着順)。
下記応募フォームから必要事項を記入のうえ、お申し込みください。
※来場者には新鮮な野菜をもれなくプレゼントします。
※車いす席には限りがありますので、お申し込みの時点で下記問い合わせ先までご連絡ください。
※就学前のお子様のご同伴･ご入場はご遠慮ください。
※ご応募の際にいただいた情報は、観覧に関するご連絡のみに使用させていただきます。
応募締切
先着順、定員に達した時点で締め切りさせていただきます。
放送予定
10月18日（土）14:00～14:59 NHK Eテレ「TVシンポジウム」
問い合わせ
「食料フォーラム」事務局 平日 午前11時～午後5時（土日祝除く）
電話：03-6271-8514
メールアドレス：shoku@nhk-p.co.jp
登壇者
●パネリスト
日比 絵里子（FAO駐日連絡事務所所長）
上智大学法学部卒。英国レディング大学大学院、米ワシントンDCジョンズホプキンズ大学大学院SAISで国際関係学修士号を取得。１９９５年に国連人口基金に入職。２０１１年よりＦＡＯに加わり、ローマ本部戦略企画室でシニア・オフィサーとして２年間勤務の後、１３年から紛争下のシリア事務所所長、１６年からはサモア独立国アピアのＦＡＯ大洋州事務所長として、大洋州１４か国を対象として、栄養に配慮したフードシステムの構築貢献に努めた。２０年９月から現職。
盛田 清秀（元東北大学教授）
１９５２年石川県生まれ。７６年、東京大学農学部農業経済学科卒。農林水産省研究所に入り、研究室長を経て、日本大学教授、東北大学大学院教授、公立小松大学教授を歴任。前日本農業経済学会会長。現在、日本農業賞審査委員長。専門は農業経済学。特に農業構造の国際比較をテーマに取り組む。主な著書は『農地システムの構造と展開』『農業経営の規模と企業形態』（共著）『農業経済学事典』（編集委員長）など。
杉本 貴志（日本協同組合学会会長）
１９６３年愛知県生まれ。８５年、慶應義塾大学経済学部卒。同大学大学院経済学研究科後期博士課程満期退学、日本学術振興会特別研究員、生協総合研究所客員研究員等を経て、現職。2025国際協同組合年全国実行委員会委員、２０２５国際協同組合年記念大阪国際シンポジウム実行委員長。専門は協同組合論。市場経済の中、協同組合をヒントに新しい社会経済のあり方を考える。主な編著書に『格差社会への対抗 新･協同組合論』『知識ゼロからの図解協同組合入門』。
山野 徹（JA全中代表理事会長／JCA代表理事会長）
１９５５年鹿児島県生まれ。営農指導員として農協に入って５０年近く、ＪＡのあるべき姿を常に模索し続けてきた。２０１２年からＪＡそお鹿児島代表理事組合長を務め、全国に先駆けて、営農災害レスキュー隊やＴＡＦ（営農渉外）を発足した。１７年にＪＡ鹿児島県中央会会長に。また２０年から全国農業者農政運動組織連盟会長、２２年からＪＡ全厚連代表理事会長を務め、２３年８月から現職。
井上 咲楽（タレント）
１９９９年栃木県生まれ。２０１５年ホリプロタレントスカウトキャラバンで特別賞を受賞し、デビュー。食品衛生責任者や発酵食健康アドバイザーの資格をもつ。趣味はマラソン、トレイルラン、選挙演説巡り。レギュラー番組も多く、ＮＨＫ Ｅテレ「サイエンスＺＥＲＯ」、朝日放送「新婚さんいらっしゃい」のМＣなどを務める。２４年には大河ドラマ「光る君へ」で天皇の寵愛を受ける女御を演じた。著書に料理本『井上咲楽のおまもりごはん』、エッセイ集『じんせい手帖』。
●コーディネーター
桜井 洋子 (元ＮＨＫアナウンサー）
１９５１年新潟県生まれ。明治大学を卒業し、７５年、ＮＨＫに入局。ニュースワイド、７時のニュース、ＮＨＫスペシャルなど、報道番組を２５年間務めた。その後、「たべもの新世紀」「ＮＨＫ俳句」「ハートネットＴＶ」など文化教養番組を１５年担当。２０１６年９月からフリーとなり、「ラジオ深夜便」のアンカーやＥテレ番組、随時ナレーションやシンポジウムの司会などを行う。
