永遠の都ローマ展<終了しました>
展覧会概要
永遠の都ローマ―二千年を超える栄えある歴史と比類なき文化は、古代には最高神をまつる神殿がおかれ、現在はローマ市庁舎のあるカピトリーノの丘を中心に築かれました。その丘に建つカピトリーノ美術館は、世界的にもっとも古い美術館の一つに数えられます。同館のはじまりは、ルネサンス時代の教皇シクストゥス4世がローマ市民に4点の古代彫刻を寄贈したことにさかのぼります。古代遺物やヴァチカンに由来する彫刻、またローマの名家からもたらされた絵画など、その多岐にわたる充実したコレクションは、古代ローマ帝国の栄光を礎に、ヨーロッパにおける政治、宗教、文化の中心地として発展したローマの歩みそのものにも重ねられます。
本展は、カピトリーノ美術館の所蔵品を中心に、建国から古代の栄光、教皇たちの時代から近代まで、約70点の彫刻、絵画、版画等を通じて、「永遠の都」と称されるローマの歴史と芸術を紹介します。
なお、2023年は、日本の明治政府が派遣した「岩倉使節団」がカピトリーノ美術館を訪ねて150年の節目にあたります。使節団の訪欧は、のちの日本の博物館施策に大きな影響を与えることになりました。この節目の年に、ローマの姉妹都市である東京、さらに福岡を会場として、同館のコレクションをまとめて日本で紹介する初めての機会となります。
展覧会情報
東京会場 ※東京会場は終了しました。
会期
2023年9月16日(土)~12月10日(日)
会場
東京都美術館
〒110-0007 東京都台東区上野公園8-36
主催
公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都美術館、毎日新聞社、NHK、NHKプロモーション
共催
ローマ市、ローマ市文化政策局、ローマ市文化財監督局
後援
駐日イタリア大使館
協賛
JR東日本、大和ハウス工業、DNP大日本印刷
協力
ITAエアウェイズ、日本貨物航空
福岡会場 ※福岡会場は終了しました。
会期
2024年1月5日(金)~3月10日(日)
会場
福岡市美術館
〒810-0051 福岡市中央区大濠公園1-6
主催
福岡市美術館、毎日新聞社、NHK福岡放送局、NHKエンタープライズ九州
共催
ローマ市、ローマ市文化政策局、ローマ市文化財監督局
後援
駐日イタリア大使館、福岡県、福岡県教育委員会、福岡市、福岡市教育委員会
協賛
JR東日本、ダイワ化成、DNP大日本印刷、西日本シティ銀行
協力
ITAエアウェイズ、日本貨物航空、イタリア文化会館-大阪
助成
公益財団法人福岡文化財団