NHK音楽祭2023 NHK交響楽団<終了しました>
11月20日 「NHK交響楽団」 指揮者変更のお知らせ
「NHK音楽祭2023 NHK交響楽団」(11/20[月]NHKホール)で指揮を務める予定だったウラディーミル・フェドセーエフ氏は、体調不良のため医師のアドバイスに従い、来日を見合わせることとなりました。
本公演は、ウラディーミル・フェドセーエフ氏にかわり、ジョン・アクセルロッド氏が指揮をいたします。なお曲目、共演者に変更はございません。
また、出演者変更による払い戻しは行いません。
11月20日(月)午後7時開演(午後6時開場)
指揮:ジョン・アクセルロッド
児童合唱 : 東京少年少女合唱隊
チャイコフスキー/バレエ音楽「くるみ割り人形」 作品71 全曲
フェドセーエフ氏とN響の共演を楽しみにされていたお客様にはまことに申し訳ございませんが、ご理解いただきますようお願い申し上げます。
出演者プロフィール
ジョン・アクセルロッド(指揮)
ジョン・アクセルロッドは現代曲を含む幅広いレパートリー、革新的なプログラミング、そしてそのカリスマ性で世界各国のオーケストラから常に共演を望まれている指揮者のひとりである。ルツェルン交響楽団・歌劇場の音楽監督兼首席指揮者、フランス国立ロワール管弦楽団音楽監督、王立セビリア交響楽団音楽監督、ミラノ・ジュゼッペ・ヴェルディ交響楽団首席客演指揮者、京都市交響楽団首席客演指揮者を歴任。また、2009年から2011年にはウィーン・コンツェルトハウスでのORFウィーン放送交響楽団との映画音楽ガラ・コンサート「ハリウッド・イン・ウィーン」の音楽監督も務めた。2022/23年シーズンよりブカレスト交響楽団首席指揮者。これまでにバイエルン放送響、ベルリン放送響、ハンブルク北ドイツ放送響、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管、パリ管弦楽団、ロンドン・フィル、フィルハーモニア管、ローマ・サンタチェチーリア管、トリノRAI国立響、ロイヤル・ストックホルム管、オスロ・フィル、スウェーデン放送響、ザルツブルク・モーツァルテウム管、さらにワシントン・ナショナル響、ロサンゼルス・フィル、フィラデルフィア管、シカゴ交響楽団、上海交響楽団等、これまでに150以上の世界各地のオーケストラを指揮、共演を重ねている。
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オペラ指揮者としても意欲的な活動を展開、シェフを務めたルツェルン、ロワールでの数々のプロダクションはもちろん、パリ・シャトレ座、ミラノ・スカラ座、フィレンツェ歌劇場での「キャンディード」の成功は特筆に値する。
また、現代作品の紹介にも積極的に取り組み、カイヤ・サーリアホ、イェルク・ヴィトマン等の初演を手掛けている。レコーディングも数多く、グレツキ《悲歌のシンフォニー》、”Brahms Beloved”(ブラームスの交響曲、クララ・シューマンの歌曲を収録)は特に高い評価を得た。最新盤はシューマン交響曲第4番の初稿と改訂稿をカップリングした”シューマン 41/51”。
1988年ハーヴァード大学を卒業、指揮をレナード・バーンスタインとイリヤ・ムーシンに学んだ。
東京少年少女合唱隊
ヨーロッパの伝統音楽に基づく音楽教育を目的とする日本初の本格派合唱団として1951年設立。グレゴリオ聖歌から現代作品までレパートリーは幅広い。年2回の定期公演の他、1964年の訪米以来海外公演は33回を数える。国内外のオーケストラ、オペラ劇場との共演も多く、C.アバド指揮ベルリン・フィルをはじめR.ムーティ、F.ルイージとの共演では高い評価を得た。創立65周年プロジェクトではマカオとイタリアの各地で公演を実施。サン・ピエトロ大聖堂の新年ミサではフランシスコ・ローマ教皇のもとで全世界の聖歌隊と共に平和祈願を捧げた。2021年に創立70周年を迎え、連続演奏会「70周年記念コンサートシリーズ2021-2023」を実施している。
NHK交響楽団
1926年10月に新交響楽団の名称で結成。1951年には日本放送協会(NHK)の支援を受けることとなり、NHK交響楽団と改称。以来、今日に至るまで、世界一流の指揮者を次々と招聘、話題のソリストたちとも共演し、歴史的名演を残してきた。2013年8月、ザルツブルク音楽祭に初出演、2020年春にはヨーロッパ主要9都市で公演を行うなど、その活動ぶりと演奏は国際的にも高い評価を得ている。現在、年間54回の定期公演をはじめ、全国各地で約120回のコンサートを行い、その演奏はNHKの放送を通じて国内外に広く紹介されている。また社会貢献活動として、全国の学校を訪問する「NHKこども音楽クラブ」、被災地や病院に安らぎと元気を届ける室内楽コンサートなど、多彩な活動を行っている。
公演情報
日時
2023年11月20日(月) 19:00開演(18:00開場)
曲目
チャイコフスキー:バレエ音楽「くるみ割り人形」作品71 全曲
主催
NHK、NHKプロモーション
共催
NHK交響楽団
協賛
キヤノンマーケティングジャパン、みずほ銀行、岩谷産業
フェドセーエフ氏からのメッセージ
2023年11月、残念ながら来日を見合わせることになったウラディーミル・フェドセーエフ氏から、以下の通りメッセージが届きました。どうぞご覧ください。
親愛なる友人の皆さまへ
私は昔から日本が大好きで、すばらしい国へのツアーは、毎回大きな喜びでした。日本の温かい聴衆と、NHK交響楽団の感性豊かな音楽家には、心から感謝しています。共に仕事できることは、私の誇りなのです。今回のコンサートもいつもと同じように、偉大な美に満ちた音楽を皆さんと分かち合うべく、準備を進めながら楽しみにしていました。愛する聴衆の皆さまや仲間たちをがっかりさせることになり、大変申し訳なく思いますが、残念なことに、私の健康状態は長旅に耐えられそうにありません。皆さんとお目にかかる機会が先延ばしになるのは、とても本当に悲しいことですが、医師の助言に従います。コンサートの期間、私の魂と心が皆さんとともにあることをお約束します。
ウラディーミル・フェドセーエフ