NHK音楽祭2021 仙台フィルハーモニー管弦楽団<終了しました>
出演者プロフィール
高関健(指揮)
国内主要オーケストラで重責を歴任し、現在東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団常任指揮者、仙台フィルハーモニー管弦楽団レジデント・コンダクター、富士山静岡交響楽団首席指揮者、東京藝術大学指揮科教授 兼 藝大フィルハーモニア管弦楽団首席指揮者。サンクトペテルブルグ・フィルハーモニー交響楽団など海外への客演も多い。2019年3月にロシアで團伊玖磨のオペラ「夕鶴」を指揮して日ロ文化交流に貢献、21年4月は新国立劇場オペラ、ストラヴィンスキー「夜鳴きうぐいす」とチャイコフスキー「イオランタ」の指揮を務めた。
藤田真央(ピアノ)
2019年チャイコフスキー国際コンクールで第2位、17年には弱冠18歳で第27回クララ・ハスキル国際ピアノ・コンクールで優勝。豊かな音楽性と美しい音色が、世界から注目されているピアニスト。2020/21シーズンは、ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団との共演、ヴェルビエ音楽祭で行う《モーツァルト・プロジェクト》、NHK交響楽団、読売日本交響楽団などと共演。全国各地で行うリサイタルも高い評価を得ている。1998年東京生まれ。東京音楽大学卒業。2020年「第21回ホテルオークラ音楽賞」「第30回出光音楽賞」を受賞した。
仙台フィルハーモニー管弦楽団
1973年創立。東日本大震災では数ヶ月間活動を中止せざるを得ない状態になったが、音楽を被災者のもとに届ける活動を展開し、大きな反響を呼んだ。本拠地仙台での定期演奏会、0歳からの演奏会「オーケストラと遊んじゃおう!」、県内各地で開催される「マイタウンコンサート」、日本人作曲家を紹介する「日本のオーケストラ音楽」展など多彩な公演のほか、全国小中学校訪問など年間100回を超える活動を展開している。
【ピアニスト 藤田真央さんからのメッセージ】
ラフマニノフ「ピアノ協奏曲 第3番」は、中村紘子先生にご指導を受けた思い出深い曲です。
チャイコフスキーコンクールでも演奏し、「君は選曲を間違えた。ショパンやサン・サーンスやモーツァルトを弾いていれば・・・」と審査員に言われ、悔しい思いをしたこともあります。
その悔しさをバネに、より一層楽譜を読みこみ、勉強し続けてきました。
最近になりようやく「その演奏ならロシア人にも負けないよ!」と言ってもらえるになり、自信を持って皆さんにお届けできると確信しています。
尊敬する高関健マエストロと仙台フィルの皆さんで、素晴らしいコンサートにしたいと思います。
公演情報
日時
2021年10月20日(水) 19:00開演(18:00開場)
会場
日立システムズホール仙台・コンサートホール
〒981-0904 宮城県仙台市青葉区旭ケ丘3-27-5
出演
指揮:高関健
ピアノ:藤田真央
管弦楽:仙台フィルハーモニー管弦楽団
曲目
ボロディン/交響詩「中央アジアの草原で」
ラフマニノフ/ピアノ協奏曲 第3番 ニ短調 作品30
プロコフィエフ/交響曲 第5番 変ロ長調 作品100
アンコール
ピアニストアンコール
バッハ=ヴィヴァルディ:シチリアーノ
オーケストラアンコール
ストラヴィンスキー:サーカス・ポルカ
主催
NHK仙台放送局、NHKエンタープライズ東北
共催
公益財団法人仙台フィルハーモニー管弦楽団
協賛
キヤノンマーケティングジャパン、TOKAIグループ、みずほ銀行
制作協力
NHKプロモーション