Six Unlimitedコンサートツアー ~オールスターズの企て~<終了しました>

公演概要

それぞれのジャンルの頂点を極め、型破りな音楽センスで時代を牽引し続ける男たち。
一人ひとりがエキスパートであり、孤高のアーティストとして活躍する6人が、本企画のために集結。
アカデミックでアバンギャルドな「Six Unlimited」が、音楽の時空を超え、大人の遊び場、夢のステージにご案内します。

宮内庁出身で、悠久の音楽と独自の世界感を融合させ、唯一無二の、東儀秀樹の音色。
ベルリン・フィルからも一目置かれ、ダンディな色香漂う古澤巌の音色。
作曲家としても才能を放ち、変幻自在の芸術的テクニックを持つ塩谷哲の音色。
ジャズからクラシック、ポップスまで、世界で活躍する、小沼ようすけの音色。
圧倒的なリズム感で世界のグルーヴを感じる、大儀見元の音色。
サウンドの屋台骨として、奥深く情熱的な,井上陽介の音色。

6人の奇才が「Six Unlimited」として集結し、強烈な個性とエンタテインメント性溢れるパフォーマンスを披露します。

公演情報

日時

2021年1月10日(日) 開場: 14:15   開演: 15:00

会場

Bunkamuraオーチャードホール

〒150-8507 東京都渋谷区道玄坂2-24-1 

出演

東儀秀樹(雅楽師)
古澤巖(ヴァイオリン)
塩谷哲(ピアノ・音楽監督)
小沼ようすけ(ギター)
大儀見元(パーカッション)
井上陽介(ベース)

主催

NHKプロモーション

後援

ユニバーサルミュージック、ハッツアンリミテッド

特別協賛

アルソア本社株式会社

企画制作

NHKエンタープライズ中部、NHKプロモーション

出演者プロフィール

東儀秀樹(雅楽)

東儀家は、奈良時代から今日まで1300年間雅楽を世襲してきた楽家である。
宮内庁楽部在籍中は、宮中儀式や皇居において行われる雅楽演奏会などに出演するほか、海外での公演にも参加、日本の伝統文化の紹介と国際親善の役割の一翼を担ってきた。
1996年デビューアルバム「東儀秀樹」で脚光を浴び、以後次々とアルバムをリリース。
日本レコード大賞企画賞、ゴールドディスク大賞 純邦楽・アルバム・オブ・ザ・イヤー、平成16年芸術選奨文部科学大臣新人賞等、受賞歴多数。
他ジャンルの音楽家とのコラボレーションで国内外を問わずコンサートを開催し、雅楽器の持ち味を生かした独自の表現に情熱を傾ける。
最新アルバムは、2019年の「ヒチリキ・ラプソディ」。

古澤巖(ヴァイオリン)

1979年、日本音楽コンクール第1位。桐朋大学主席卒業。
フィラデルフィア、南仏、チューリッヒ、ロンドン、ザルツブルグ等でミルシテイン、ヴェーグ、ギトリス、バーンスタイン、チェリビダッケ等に学ぶ。
86年より葉加瀬太郎とジプシーバンドをスタート。アサド兄弟よりタンゴを、ルイスにラテンを学ぶ。ヨーヨー・マ、ステファン・グラッペリ等と共演。
葉加瀬、高嶋との「三大バイオリニスト」の三人目。2020年5月リリースの最新アルバムはベルリンフィル・メンバー、品川カルテット等との「Violon d’ amour(HATS)」。
洗足学園音楽大学客員教授。

塩谷哲(ピアノ・音楽監督)

東京藝術大学作曲家出身。在学中より10年に渡りオルケスタ・デ・ラ・ルスのピアニストとして活動(93年国連平和賞受賞、95年米グラミー賞ノミネート)、平行してソロアーティストとして現在まで12枚のオリジナルアルバムを発表する。
自身のグループの他、小曽根真(p)との共演、佐藤竹善(vo)との“SALT & SUGAR”や上妻宏光(三味線)との“AGA-SHIO”の活動、オーケストラとの共演等、活動のジャンル・形態は多岐に渡る。
近年は絢香のサウンドプロデュースに参加。メディアではNHK「名曲アルバム」にオーケストラ・アレンジを提供する他、NHK Eテレ『趣味Do楽 “塩谷哲のリズムでピアノ”』(2014年)、フジテレビ系ドラマ『無痛-診える眼-』(2015年)、現在はNHK Eテレ音楽パペットバラエティー番組『コレナンデ商会』(2016年~)の音楽を担当している。
国立音楽大学ジャズ専修准教授。

小沼ようすけ(ギター)

14歳でギターを始める。2001年にSONY MUSICよりデビュー、10年間在籍。現在までにSONY他から10枚のリーダー作品をリリース。
2004年、リチャード・ボナ(ba)、アリ・ホニッグ(dr)をフューチャーしたトリオアルバム“ThreePrimaryColors”をNyで録音。
2010年、フレンチカリビアンのミュージシャン達とレコーディングした「Jam Ka」を発売。グアドループの民族音楽グオッカの太鼓(ka)がフューチャーされたこの作品で独自の世界観を展開。
2016年、Flyway LABELを設立。第一弾作品としてパリで録音された「Jam Ka」の続編、「Jam Ka Deux」をリリース。
ジャズをベースに様々な国を旅して得た影響、経験を音楽に採り入れながら、世界を音で繋ぐ創作活動を続けるギタリスト。
GIBSON社、LaBella社、DV Mark エンドースメント・アーティスト。エレキギターの他にナイロン弦アコースティックギターも使用する。

大儀見元(パーカッション)

1963年生まれ。幼少期よりビートルズに心酔。84年オルケスタ・デ・ラ・ルス結成、89年NY進出、のちにグラミー賞カリビアン音楽新人賞ノミネート、90年脱退。
91年ティト・ニエベス・オーケストラにコンガ奏者として参加、95年帰国。
97年SALSA SWINGOZA、2019年swingoza+を結成。日本のサルサシーンを牽引すると共に、以後、Dream Come True、角松敏生、矢沢永吉、菊地成孔、葉加瀬太郎、絢香、藤井フミヤ、フラメンコ曽根崎心中 等のコンサートツアー、レコーディングに参加。
世界中で体得したリズムのエッセンスを消化アレンジして繰り出すグルーブは、唯一無二である

井上陽介(ベース)

1964年7月16日、大阪生まれ。大阪音楽大学作曲家卒。
91年よりニューヨークを拠点に活動。97年には初リーダーアルバム「スピークアップ」を発表し2017年の「Good Time Again」まで8枚のアルバムをリリース。2019年1月に9枚目の新しいアルバム「New Stories」をリリース。
在米中、ドンフリードマン、ハンク・ジョーンズなど数々のグループでのレコーディングやライブハウスやヨーロッパツアーでの演奏など国際的に活動。2004年には活動の拠点を日本に移す。
現在、自己のグループでライブハウス、コンサートを行う他、塩谷哲トリオ、大西順子、渡辺香津美、レギュラーメンバーとして活動。数々のセッションに参加し日本のみならず海外でも精力的に活動。

その他のステージイベント情報

展覧会図録