第173回 NTT東日本 N響コンサート<終了しました>

公演概要

広上×小曽根×N響からのHappy New Year!!
モーツァルト:「フィガロの結婚」「ピアノ協奏曲ジュノム」、ドヴォルザーク「新世界から」
新春に相応しい、きらびやかな名曲をお送りします!!

「音楽はコミュニケーション」をコンセプトに、NTT東日本の社会貢献活動として30年を超える実績を誇る「NTT東日本 N響コンサート」。今回は初のニュー・イヤー・コンサートとしてお送りいたします。前半は、新春らしい華やかで軽やかなモーツァルトの2曲、「フィガロの結婚」と「ピアノ協奏曲第9番ジュノム」を。
そして後半はドヴォルザークの傑作・これも新しい年にふさわしい交響曲第9番「新世界から」をお贈りします。
共演は、日本が世界に誇るジャズ・ピアニスト小曽根真と、円熟期に入り、ますますエネルギッシュに活躍する広上淳一。
深い音楽性に裏打ちされた熱い演奏という共通項を持つ広上と小曽根、そしてN響が、どんな化学反応を起こしてくれるのか、注目が集まります。

公演情報

日時

2017年1月6日(金)
開場:18:30 開演:19:00

会場

東京オペラシティ コンサートホール

〒163-1403 東京都新宿区西新宿3-20-2

主催

NTT東日本

出演者プロフィール

広上 淳一(指揮)

東京生まれ。東京音大指揮科に学ぶ。1984年、26歳で「第1回キリル・コンドラシン国際青年指揮者コンクール」に優勝。
以来、フランス国立管、ベルリン放響、コンセルトヘボウ管、モントリオール響、イスラエル・フィルハーモニー管、ロンドン響、ウィーン響などメジャー・オーケストラへの客演を展開。91~95年にはノールショピング交響楽団、98~2000年にリンブルク交響楽団の各首席指揮者を、97~2001年 ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団首席客演指揮者、91~2000年には日本フィルハーモニー交響楽団の正指揮者を歴任している。
近年では、ヴァンクーヴァー響、ミラノ・ジュゼッペ・ヴェルディ響、サンクトペテルブルク・フィルハーモニー響、ボルティモア響、シンシナティ響、カルガリー・フィルハーモニック、スタヴァンゲル響、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管、ポーランド放響、スロヴェニア・フィルハーモニー管、サン・パウロ響等へ客演。06~08年には米国コロンバス交響楽団音楽監督を務めヨーヨー・マ、ミドリをはじめ素晴らしいソリストたちとともに数々の名演を残した。

国内では全国各地のオーケストラはもとより、07年夏にはサイトウ・キネン・フェスティバル松本に招聘され、ハイドンとラフマニノフを、08年5月には水戸室内管弦楽団の指揮台にたち、モーツァルト、べートーヴェンほかのプログラムでともに絶賛を博した。
オペラ指揮の分野でも89、90年のシドニー歌劇場におけるヴェルディの《仮面舞踏会》や《リゴレット》が高く評価されたのをはじめ、近年では藤原歌劇団《椿姫》、日生劇場《フィガロの結婚》、新国立劇場《椿姫》、《アイーダ》等が記憶に新しい。
京都市交響楽団常任指揮者兼ミュージック・アドヴァイザー。東京音楽大学指揮科教授。

小曽根真(ピアノ)

1983年にバークリー音楽大学ジャズ作・編曲科を首席で卒業。同年カーネギーホールにてリサイタルを開き、米CBSと日本人初のレコード専属契約を結び、アルバム「OZONE」で全世界デビュー。2003年にグラミー賞にノミネート。近年はクラシックにも取り組み、国内外の主要オーケストラと、バーンスタイン、モーツァルト、ショスタコーヴィチ、ラフマニノフなどの協奏曲で共演を重ね、「比類のない演奏で、観客は魅了され大絶賛した」(北独ハノーファー新聞)など高い評価を得ている。
10年、ショパン生誕200年を記念したアルバム「ロード・トゥ・ショパン」を発表し同名の全国ツアーを成功させ、 ポーランド政府より「ショパン・パスポート」を授与される。
録音は多数あり、2013年6月には世界的ヴィブラフォン奏者ゲイリー・バートンとのデュオ・アルバム「Time Thread」をリリース、全国ツアーを展開。
14年2月にはアラン・ギルバート指揮ニューヨーク・フィルハーモニックのアジアツアーに初の日本人ジャズピアニストとして抜擢され、その後本拠地であるエイブリー・フィッシャー・ホール(ニューヨーク)での特別公演への出演が急遽決定。

4月、現地では満員の聴衆に迎えられ、ニューヨーク・タイムズ紙をはじめ多くのメディアでその成功が絶賛された。また、自身のビックバンドNo Name Horsesが 結成10周年を迎え、新譜「Road」をリリース、9月には同タイトルの全国ツアーを行った。TV番組のサウンドトラックや映画、舞台音楽を手がけるなど幅広く活躍。平成25年度文部科学大臣賞を受賞。国立音楽大学教授。

NHK交響楽団

NHK交響楽団の歴史は、1926年10月5日にプロ・オーケストラとして結成された新交響楽団に遡る。その後、日本交響楽団の名称を経て、1951年に日本放送協会(NHK)の支援を受けることとなり、NHK交響楽団と改称。この間、ドイツからジョセフ・ローゼンストックを専任指揮者として迎え、日本を代表するオーケストラとしての基礎を築いた。演奏活動の根幹となる定期公演は1927年2月20日の第1回予約演奏会に始まり、第2次大戦中も中断することなく続けられた。以来、今日に至るまで、ヘルベルト・フォン・カラヤン、エルネスト・アンセルメ、ヨーゼフ・カイルベルト、ロヴロ・フォン・マタチッチなど世界一流の指揮者を次々と招聘、また、話題のソリストたちと共演し、歴史的名演を残している。

近年NHK交響楽団は、年間54回の定期公演をはじめ、全国各地で約120回のコンサートを開き、その演奏は、NHKのテレビ、FM放送で日本全国に放送されるとともに、国際放送を通じて欧米やアジアにも紹介されている。また、2013年8月にはザルツブルク音楽祭に初出演するなど、その活動ぶりと演奏は国際的にも高い評価を得ている。 現在N響が擁する指揮者陣は、首席指揮者パーヴォ・ヤルヴィ、名誉音楽監督シャルル・デュトワ、桂冠指揮者ウラディーミル・アシュケナージ、名誉指揮者ヘルベルト・ブロムシュテット、名誉客演指揮者アンドレ・プレヴィン、正指揮者 外山雄三、尾高忠明。

その他のステージイベント情報