古澤巖×TAIRIK バロックXmas<終了しました>

公演概要

ヴィヴァルディの「四季」からピアソラの「四季」まで…
古澤巖、そして、人気ユニットTSUKEMENの’TAIRIK’、バロックアンサンブル「i barocchi」によるクリスマスコンサート。
古澤巖が奏でるサン・ロレンツィオ(1718年製ストラディバリウス)の音色をお楽しみください。

公演情報

東京オペラシティコンサートホール:タケミツメモリアル

日時

2020年12月15日(火) 開場13:00  開演13:30  終演予定15:30

会場

東京オペラシティコンサートホール:タケミツメモリアル

〒163-1403 東京都新宿区西新宿3-20-2

出演

古澤巖(Vn)
TAIRIK(Va)
バロックアンサンブル「i barocchi」

プログラム(予定)

ヴィヴァルディ「四季」
ピアソラ「ブエノスアイレスの四季」
ヘンデル「パッサカリア」  他

主催

NHKプロモーション

後援

ハッツアンリミテッド

特別協賛

アルソア本社株式会社

観世能楽堂(GINZA SIX地下3階)

日時

2020年12月15日(火)
①開場13:30  開演14:00  終演予定16:00
②開場18:00  開演18:30  終演予定20:30

会場

観世能楽堂

〒104-0061 東京都中央区銀座6-10-1 GINZA SIX 地下3階

出演

古澤巖(Vn)
TAIRIK(Va)
バロックアンサンブル「i barocchi」

プログラム
(予定)

ヴィヴァルディ「四季」
ピアソラ「ブエノスアイレスの四季」
ヘンデル「パッサカリア」  他

主催

セクターエイティエイト、NHKプロモーション、NHKエンタープライズ中部

後援

ハッツアンリミテッド

特別協賛

アルソア本社株式会社

出演者プロフィール

古澤 巖(ヴァイオリン)

1979年、日本音楽コンクール第1位。 桐朋学園大学首席卒業。フィラデルフィア、南仏、チューリッヒ、ロンドン、ザルツブルク等でミルシテイン、ヴェーグ、ギトリス、バーンスタイン、チェリビダッケ等に学ぶ。今までにヨーヨー・マ、グラッペリを始め、世界的なアーティストとの共演多数。「品川カルテット」及び「six unlimited」メンバー。バロックを武澤秀平に師事。ストラディバリウスに合わせるバロック弓はポール・エレラが製作している。洗足学園音楽大学客員教授として年1回弦楽オーケストラとステージに立つ。最新アルバムはFM「JETSTREAM」テーマ曲を含む「Violon d’amour」(HATS)。

—使用楽器—
Antonio Stradivari1718 “San Lorenzo Ex Viotti”
A.ストラディヴァリウス1718 “サン・ロレンツォ Exヴィオッティ”

現存するストラディヴァリウスは約600挺と言われている中で最もユニークな作品の一つである。
サイドには”GLORIA ETDIVITIE”という文字の痕跡があり、バスバーサイドには、“IN DOMO EIUS”というはっきりとした文字が残っている。
このフレーズは旧約聖書の詩篇第111章第3節からの引用で、元はラテン語で「Gloria et divitiae in domo eius et iustitia eius manet in saeculum saeculi」(栄光と富は神の家にあり、神の裁きは永遠である)とある。簡略化した抜粋が前述の一節(栄光と富は神の家にある)であり、ルネッサンス期には繁栄と富を願い、この言葉を様々な形で絵画や彫刻に入れていた。
Antonio Stradivari 1718 “SAN LORENZO Ex Viotti”はそんな願いを込めてストラディヴァリウス本人が書いたものであり、その言葉の通り、他のストラディヴァリウスの作品にはない思いが込められていると考えられる。

文:日本ヴァイオリン

TAIRIK(たいりく)(ヴィオラ)

桐朋学園大学音楽学部を経て同大学院修了。ユニットTSUKEMENリーダー。ヴァイオリンとヴィオラを持ち替えて両方奏でる。2010年にキングレコードよりメジャーデビューして以来、500本を超える公演を開催し、のべ40万人の観客を動員。2015年ウィーン楽友協会「黄金の間大ホール」で行われたコンサートは、驚異のキャンセル待ち200席を記録。近年では古澤巌氏と「品川カルテット」を結成。2020年、最新アルバム「時短クラシック」をリリース。コンサート、作曲活動の他、「徹子の部屋」「題名のない音楽会」のTV出演など幅広く活動。

バロックアンサンブル「i barocchi」 

武澤秀平(チェロ・音楽監督)

チェロ、ヴィオラ・ダ・ガンバ奏者。
東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校を経て同大学器楽科チェロ専攻卒業。同声会賞受賞。2006年~2013年新日本フィルハーモニー交響楽団チェロ フォアシュピーラーを務める。チェロを崎野敏明、三木敬之、菊地知也、山崎伸子の各氏に、ヴィオラ・ダ・ガンバを福沢宏氏に師事。
2015年から2018年までデン・ハーグ王立音楽院にてヒストリカルチェロをルシア・スヴァルツ、ヤープ・テル・リンデンの両氏に師事。ヴィオラ・ダ・ガンバをミネケ・ファン・デア・フェルデン、フィリップ・ピエルロの各氏に師事。マスター修了。
これまでにバッハ・コレギウム・ジャパン、オーケストラ・リベラ・クラシカ、クラシカル・プレイヤーズ・東京、オランダ・バッハ協会等のチェロ奏者を歴任。ジョーバン・バロック・アンサンブル、フィロコルダのメンバー。2015年まで桐朋学園大学古楽器科非常勤講師。現在はフリーランス奏者として多方面で活動中。地元茨城県取手市にてオブレヒト音楽院を主宰。

ポール・エレラ(ヴァイオリン)

ヴェネズエラ、カラカス市に生まれる。
ジュリアード音楽院のマスターコースでマーガレット・パーディ、ルジェロ・リッチ、オーグスティン・デュメイの各氏に師事。ヴェネズエラ国内では、現在「エル システマ」で話題をよんでいるシモン・ボリバルシンフォニーオーケストラの創立メンバーとして10年間在籍。
1989年、イギリス、ロンドンのロイヤルアカデミーでピリオド楽器の演奏法を学んだのち、翌年90年にオランダ、デン・ハーグの王立音楽院へ留学。シギスヴァルト・クイケン氏にバロックヴァイオリンを師事。96年ソリストディプロマを得て卒業。
これまでに、ラ・プティット・バンド、コレギウム・ヴァカーレ、リチェルカーレコンソート、カメラータ・デ・カラカス、バッハコレギウムジャパンなど、室内楽においては、J・E・ガーディナー、アンドレアス・ショル、ルーシー・ファン・デールなど多くのミュージシャンと共演。南北アメリカ、ヨーロッパ、アジアで活動を繰り広げてきた。2001年、室内楽グループ、「アニマコンコルディア」を結成。
日本においては、札幌古楽音楽祭、桐朋学園大学などの講師として、後進の指導にもあたってきた。
一方、彼は弓製作者としても広く知られている。
弓製作技術をカナダ、ヴィクトリアでマイケル・ヴァン⽒に学んだ。ポール エレラのバロック⼸は世界各国の演奏家に親しまれている。

天野寿彦(ヴァイオリン)

ヴァージニア州立ウイリアム・アンド・メアリー大学卒業後、東京藝術大学音楽学部を経て、同大学大学院修士課程を修了。
バッハ・コレギウム・ジャパン、アントネッロ等の主要古楽団体の公演、録音、TV収録に参加。若松夏美、A.ベイエの各氏に師事。
ロンドン王立音楽院教授のS.スタンディジ氏を招聘し、バッハのコンチェルト等で共演。近年はヴィオラ・ダ・ガンバの平尾雅子氏らと共に自主企画公演を重ね、ヴィオロンチェロ・ダ・スパッラやルネサンス期の弦楽器リラ・ダ・ブラッチョの研究、演奏も手がける。
サイモン・スタンディジと仲間たち主宰。アルル音楽教室、アイゼナハ音楽院バロックヴァイオリン科講師、富山古楽協会講師。

瀧井レオナルド(テオルボ)

日系ブラジル人三世。サンパウロ州立大学クラシックギター科卒業。バーゼル・スコラ・カントルムで名手ホプキンソン・スミス氏のもとリュートを学び、学士号及び修士号を取得。
欧州、ブラジル各地でソロコンサートを開催し、2014年にはサンパウロ州立音楽院に招かれリュート属楽器のマスタークラスを開催。つのだたかしや波多野睦美とのデュオで好評を博す他、通奏低音にも長け、R.ヤコブス、R.アレッサンドリーニ等著名な音楽家の監修/指揮するアンサンブルで多数演奏。
2017年秋に日本へ移住後は国内の主要なオーケストラとも多数共演。佐藤裕希恵とのデュオ《ヴォクス・ポエティカ》では独自の世界観を追求し、研ぎ澄まされたアンサンブルで聴く人を魅了。
フェルメール展公式タイアップCD(キングレコード)ではリュートソロ及びデュオで収録に参加。

その他のステージイベント情報