東京藝術大学創立130周年記念特別展 皇室の彩(いろどり) 百年前の文化プロジェクト<終了しました>

図録に関するお詫びと訂正

本展覧会の図録に誤りがございました。
下記のとおり訂正し、関係各位、ご購読の皆さま方に深くお詫び申し上げます。

2022年11月1日
NHK・NHKプロモーション

 

【訂正箇所】
p.24 14行目
誤)「さらに各新聞は大正四年十月三十日に棚の完成後の写真(図3・4)」
正)「さらに各新聞は大正四年十月三十日に高橋昇太郎(五山)の図案による棚の完成後の写真(図3・4)」

p.28 6行目
誤)「大正四年に献上された書棚(図3・4)の考案」
正)「大正四年に献上された書棚(図3・4)の顧問」

 

東京藝術大学大学美術館
『皇室の彩-百年前の文化プロジェクト』展図録に関するお詫びと訂正
https://museum.geidai.ac.jp/news/2022/10/28-1.html

展覧会概要

およそ100年前。大正から昭和最初期の頃に、皇室の方々の御成婚や御即位などの御祝いのために、当代選りすぐりの美術工芸家たちが技術の粋を尽くして献上品を制作しました。中には、大勢の作家たちが関わった国家規模の文化プロジェクトがありましたが、今日ではそれを知る者がほとんどいなくなっています。いったん献上されたそれら美術工芸品は、宮殿などに飾り置かれていたために、一般の人々の目に触れる機会が極めて限られてきたからです。
古くから皇室は、日本の文化を育み、伝えてきましたが、近代になってからは、さまざまな展覧会への行幸啓や作品の御買上げ、宮殿の室内装飾作品の依頼などによって文化振興に寄与してきました。

皇室の御慶事に際しての献上品の制作は、制作者にとって最高の栄誉となり、伝統技術の継承と発展につながる文化政策の一面を担っていました。大正期には、東京美術学校(現、東京藝術大学)5代校長・正木直彦(1862-1940)の指揮下で全国の各分野を代表する作家も含めて展開された作品がこの時代の美の最高峰として制作されました。本展では、宮内庁に現存する作品とともに、その制作にまつわる作品や資料を紹介いたします。
また、東京美術学校を継承する東京藝術大学の創立130周年を記念して、東京美術学校にゆかりある皇室に関わる名作の数々も合わせて展示いたします。皇室献上後、皇居外で初めて公開される作品を中心に、100年前の皇室が支えた文化プロジェクトの精華をお楽しみください。

展覧会情報

会期

2017年10月28日(土)~11月26日(日)

会場

東京藝術大学大学美術館 展示室1,2

〒110-0007 東京都台東区上野公園12-8

主催

東京藝術大学、NHK、NHKプロモーション

協力

宮内庁

その他の展覧会情報