特別展 URUSHI 伝統と革新<終了しました>
展覧会概要
日本は世界に卓越する工芸の伝統を有し、なかでも漆芸は、日本を代表する工芸として1300年以上の永い歴史を持ち、芸術的にも技術的にも高度な発達をとげ継承されてきました。
明治以降多くの漆芸家が、漆芸の近代化と普及に尽力し礎を築きました。昭和30年には、日本の伝統的な工芸技術を高度に体得している者を重要無形文化財保持者(通称「人間国宝」)に認定する制度が始まり、保持者を中心とする日本工芸会は、日本伝統工芸展の開催、技術記録の作成、後継者の育成など重要な役割を果たしてきました。
本展は、日本工芸会漆芸部会が催す日本伝統漆芸展が35回を迎えたことを記念して開催するものです。江戸時代末期から戦前までの近代の名匠、無形文化財制度と日本工芸会、日本伝統漆芸展の開催、現在活躍する作家らによる今日の漆芸の4章を設け、近代から現代への漆芸の歩みを俯瞰します。
伝統的な技の継承とともに革新的な創作に取り組んできた漆芸の世界をご堪能ください。
展覧会情報
横浜展
会期
2019年1月1日(火・祝)~1月27日(日)
会場
そごう美術館(そごう横浜店6階)
〒220-8510 神奈川県横浜市西区高島2丁目18-1
主催
そごう美術館、公益社団法人日本工芸会、NHK横浜放送局、NHKプロモーション
後援
神奈川県教育委員会、横浜市教育委員会
特別協力
東京国立近代美術館
協賛
(株)そごう・西武
企画監修
白石和己
熱海展
会期
2019年3月15日(金)~4月16日(火)
会場
МОA美術館
〒413-8511 静岡県熱海市桃山町26-2
主催
МОA美術館、公益社団法人日本工芸会、NHK静岡放送局、NHKプラネット中部
特別協力
東京国立近代美術館