
「ジョルジュ・ルオー 聖なる芸術とモデルニテ」展<終了しました>
展覧会概要
20世紀フランスを代表する画家ジョルジュ・ルオー(1871-1958)。
本展は、ルオーの画業の軸である聖なる芸術に焦点をあて、画家が目指した美しい愛のかたちを紹介します。
敬虔なキリスト教徒だったルオーは、生涯にわたって「受難」や「キリスト像」などの宗教主題を数多く描きました。そうした主題を通して、人間の苦悩、あるいは慈愛や赦しを表現したルオーの聖なる芸術は、文化の違いや国境を超えて今なお多くの人々を惹きつけてやみません。画題が伝統的である一方、その造形表現は極めて革新的でした。
またテーマの根底には、同時代の社会や人間に対する画家の深い理解がありました。本展は、こうしたルオーにおける聖なる芸術の意味とその現代性(モデルニテ)をあらためて問うものです。
みどころは、ヴァチカン美術館が初めて日本に出品する《秋 または ナザレット》などの作品群です。また、パリからもルオーの晩年の傑作が多数来日します。国内外の《聖顔》や「聖書の風景」の名品も合わせ、油彩画を中心とする約90点で構成するルオー芸術の集大成となる展覧会です。
展覧会情報
東京展
会期
2018年9月29日(土)~12月9日(日)
会場
パナソニック 汐留ミュージアム
〒105-8301 東京都港区東新橋1-5-1パナソニック東京汐留ビル4階
主催
パナソニック 汐留ミュージアム、NHK、NHKプロモーション、東京新聞
後援
在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本、港区教育委員会
協賛
光村印刷
協力
日本航空
特別協力
ジョルジュ・ルオー財団
北九州展
会期
2018年12月16日(日)~2019年2月17日(日)
会場
北九州市美術館 本館
〒804-0024 福岡県北九州市戸畑区西鞘ヶ谷町21-1
主催
ルオー展実行委員会(北九州私立美術館、毎日新聞社、RKB毎日放送)
後援
在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本
協賛
光村印刷
協力
日本航空
特別協力
ジョルジュ・ルオー財団