特別展「国宝 東寺 – 空海と仏像曼荼羅」<終了しました>
展覧会概要
東寺は、平安京遷都に伴って、王城鎮護の官寺として西寺とともに建立されました。唐で新しい仏教である密教を学んで帰国した弘法大師空海は、823年に嵯峨天皇より東寺を賜り、真言密教の根本道場としました。2023年には、真言宗が立教開宗されて1200年の節目を迎えます。
空海のもたらした密教の造形物は、美術品としても極めて高い質を誇り、その多彩さや豊かさはわが国の仏教美術の中で群を抜いています。
本展は、空海にまつわる数々の名宝をはじめ、東寺に伝わる文化財の全貌を紹介し、日本文化の精髄を紹介するものです。空海が作り上げた曼荼羅の世界を体感できる講堂安置の21体の立体曼荼羅のうち、史上最多となる国宝11体、重文4体、合計15体が出品されるほか、彫刻、絵画、書跡、工芸など密教美術の最高峰が一堂に会します。東寺が1200年にわたり、空海の教えとともに守り伝えてきた至宝をご堪能ください。
展覧会情報
会期
2019年3月26日(火)~6月2日(日)
会場
東京国立博物館 平成館(上野公園)
〒110-8712 東京都台東区上野公園13-9
主催
東京国立博物館、真言宗総本山教王護国寺(東寺)、読売新聞社、NHK、NHKプロモーション
特別協賛
大和証券グループ
協賛
NISSHA