利休のかたち 継承されるデザインと心 展<終了しました>
展覧会概要
日本文化の礎の一つともいうべき「茶の湯」。本展は、その大成者千利休(1522~91)にまつわる道具を通じ、その「かたち」が現在まで脈々と受け継がれてきた軌跡と意義を紹介するものです。
今日、茶の湯に用いる道具には、「利休好み」や「利休形」など、その名を冠したものが数多く存在します。利休が見出した品々、或いは創意による道具など由来は様々ですが、いずれも継承されてきた「利休のかたち」です。
利休が好み、つくり出した作品を通して、利休の美意識と作意をご覧いただくとともに、千家道具の制作にたずさわる職家の人々が、利休の「好み」や「型」を道標としてつくり伝えてきたさまざまな作品を文献史料とともに紹介します。
新春のひととき、「赤楽茶碗銘白鷺」や「黒樂茶碗万代屋黒」をはじめとする作品や史料約80件を通じて、未来へ伝えるべき日本文化の「かたち」とその「こころ」にふれていただきたく、ご案内申し上げます。
展覧会情報
会期
2019年12月27日(金)~2020年1月20日(月)
会場
松屋銀座 8階イベントスクエア
〒104-8130 東京都中央区銀座3-6-1
主催
NHKプロモーション
企画協力
茶道資料館