日本書紀成立1300年 特別展「出雲と大和」<終了しました>

展覧会概要

1300年の時を経て、古代日本の歴史を紐解く

令和2年(2020)は、我が国最古の正史『日本書紀』が編纂された養老4年(720)から1300年という記念すべき年です。
その冒頭に記された国譲り神話によると、出雲大社に鎮座するオオクニヌシは「幽」、すなわち人間の能力を超えた世界、いわば神々や祭祀の世界を司るとされています。
一方で、天皇は大和の地において「顕」、すなわち目に見える現実世界、政治の世界を司るとされています。
つまり、古代において出雲と大和はそれぞれ「幽」と「顕」を象徴する場所として、重要な役割を担っていたのです。
国宝・重要文化財を含む約170件もの作品により、古代日本の成立やその特質に迫ります。
出雲と大和が誇る名品の競演をご堪能ください。

展覧会情報

会期

2020年1月15日(水)~3月8日(日)
2020年1月15日(水)~2月26日(水)

会場

東京国立博物館 平成館

〒110-8712 東京都台東区上野公園13-9

主催

東京国立博物館、島根県、奈良県、NHK、NHKプロモーション、読売新聞社

後援

文化庁

その他の展覧会情報

展覧会図録