2012年NHK大河ドラマ特別展 平清盛

2012年NHK大河ドラマ特別展 平清盛

イベント概要

 50年目の節目を迎えるNHK大河ドラマは、初めて武士による世の中を作り上げた「時代への挑戦者」平清盛の生涯を描きます。
 今から900年前、貴族政治が衰退して混迷を深めた平安末期に、平清盛は瀬戸内の海賊を束ねて武家の棟梁となり、太政大臣にまでのぼりつめます。国を豊かにするために日宋貿易を行う一方、海に浮かぶ華麗な厳島神社を造営し、一族の繁栄を願って「平家納経」を奉納するなど、数多くの荘厳な宗教美術を生み出しました。
 この展覧会では世界遺産・厳島神社に伝えられる多数の至宝をはじめ、この時代を生きた人々の肖像画や書、主要な源平合戦を描いた絵画のほか、平安末期の文化を象徴する美術・工芸品などを展示し、平清盛が活躍した時代を紹介します。

イベント情報

【東京展】(終了しました)
会場

東京都江戸東京博物館

〒130-0015  東京都墨田区横網1-4-1

会期

2012年1月2日(月・休)〜2月5日(日)

主催

公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都江戸東京博物館 、NHK、 NHKプロモーション

協賛日本写真印刷、ハウス食品、みずほ銀行、三井住友海上

 

【神戸展】
会場

神戸市立博物館

〒650-0034 神戸市中央区京町24

休館日

月曜日

開場時間

10:00〜17:00
(金曜日は午後7時まで)
※入館はそれぞれ閉館の30分前まで

会期

2012年2月25日(土)〜4月8日(日)

主催

神戸市立博物館、NHK神戸放送局、NHKプラネット近畿、神戸新聞社   

協賛

日本写真印刷、ハウス食品、みずほ銀行、三井住友海上

入館料
(税込)

 当日前売団体
一般1,200円1,000円900円
高大生850円700円650円
小中生450円300円300円

※団体は30名以上
※満65歳以上で「神戸市すこやかカード(老人福祉手帳)」持参の方は当日一般料金が半額。
※神戸市および隣接6市1町、淡路3市、鳴門市、徳島市の小中学生は「のびのびパスポート」提示により無料。

主な前売券の発売場所[12月23日発売開始]
前売券販売コード
チケットぴあ(Pコード:764-925)
ローソン(Lコード:52117)
セブンイレブン(セブンコード:013-913)ほか

 

【広島展】
会場

広島県立美術館

〒730-0014  広島市中区上幟町2-22

会期

2012年4月21日(土)〜6月3日(日)

主催

広島県立美術館、NHK広島放送局、NHKプラネット中国、中国新聞社   

 

【京都展】
会場

京都府京都文化博物館

〒604-8183  京都市中京区三条高倉

会期

2012年6月16日(土)〜7月17日(火)

主催

京都府、京都文化博物館、NHK京都放送局、NHKプラネット近畿、京都新聞社 

イベント構成

作品は東京会場に出展されたものです。
神戸・広島・京都会場の出展作品については、各会場のHPをご確認ください。


第1章 平氏隆盛の足跡


[平治物語絵巻断簡(六波羅合戦巻)]
 
[平治物語絵巻断簡
(六波羅合戦巻)]
鎌倉時代/MIHO MUSEUM蔵

 
 平清盛は白河法皇の落胤とも言われ、平氏の棟梁として育てられました。海賊退治で名を上げ、保元・平治の乱で武家の頂点に立ち、やがて朝廷のトップにまでのぼって政権を掌握します。また、娘を入内させて布石をうち、清盛自身は出家して福原(神戸)に隠棲することで政治を制御して全盛を迎えました。そして治承3年(1179)には後白河法皇を幽閉、翌年、福原遷都を強行して政権の新たな段階に入りますが、各方面から強い反発を招きます。本章では、事件や出来事をたどりながら平氏興隆の足跡を探ります。

[保元合戦図屏風]
 
[保元合戦図屏風]
江戸時代/馬の博物館蔵

 
第2章 清盛をめぐる人々


 清盛の周りには個性的な人物が多く、歴史像をより一層豊かなものにしています。清盛と次第に対立を深める今様(流行歌)好きの後白河法皇、清盛と同じく北面の武士でありながら出家して漂泊の人生をおくった西行法師…、実に多彩な人々が人間ドラマを繰り広げました。本章では、おもな人物像を肖像画などで探ります。また、鳥羽離宮や後白河院の法住寺殿を出土資料で紹介します。

[西行像]
 
[雪中常盤図]
 
[西行像]
鎌倉時代/MOA美術館蔵

 
[雪中常盤図]
江戸時代/三井記念美術館蔵

 
第3章 平氏の守り神―厳島神社


 平氏は、海賊退治などで瀬戸内海に進出し、清盛が安芸守に任じられると、航海の守り神・厳島神社を一門の氏神のように篤く信仰しました。清盛は後白河法皇をはじめ多くの人々をともなって参詣し、社殿を造営して、社領や宝物を相次いで寄進します。本章では、清盛が長寛2年(1164)に一門の繁栄を願って奉納した、善美を尽くした装飾経『平家納経』を4巻同時公開するほか、平氏の繁栄を物語る至宝の数々を紹介します。

[国宝 平家納経 平清盛願文]
[国宝 平家納経 法華経信解本第四]
[国宝 平家納経 法師功徳品第十九]
[国宝 平家納経 陀羅尼品第二十六]
[国宝 金銀荘雲龍文銅製経箱(平家納経納置)]
[国宝 平清盛、頼盛合筆 紺紙金字法華経]
[国宝 伝源為朝所用 小桜韋黄返威鎧]
[国宝 古神宝類のうち 双鳳文螺鈿平塵飾太刀鞘]   ほか
いずれも平安時代/厳島神社蔵  

第4章 平氏の時代と新たな文化


[重要文化財 伝平重盛所持 青磁茶碗 銘馬蝗絆]
 
[重要文化財 伝平重盛所持
青磁茶碗 銘馬蝗絆]
南宋〜元代/東京国立博物館蔵
Image:TNM Image Archives
 
 清盛が活躍した時代、繊細優美な美意識にみちた『平家納経』のような華麗な作品が生まれました。また清盛が中国・宋と交易を進めたことで、先進的な文化がもたらされ、影響が及んだことはこの時代の文化のもう一つの特色です。本章では、仏教美術を通じて文化の特色を見るとともに、平氏ゆかりの資料をあわせて紹介します。また宋から重盛に贈られたという青磁碗をはじめ、貿易の拠点であった博多、神戸、京都で出土した中国産の磁器なども交えて紹介し、当時の交易の有り様を検証します。

第5章 平家物語の世界


[一の谷・屋島合戦図屏風]
 
[一の谷・屋島合戦図屏風]
江戸時代/神戸市立博物館蔵
 
 各地で蜂起が続くなか、治承5年(1181)閏2月、64歳の清盛は高熱に悶絶しながら壮絶な最期を迎えます。遺言として、源頼朝の首を墓前に供えるよう言い残したと『平家物語』にあります。『平家物語』は平氏一門の興亡や合戦、さまざまな人間ドラマを語るもので、琵琶法師によって広まり、多くの作品に題材を提供しました。本章では、清盛の死後、木曽義仲や源氏の攻勢に追われ、一の谷、屋島での激闘をへて壇ノ浦合戦で滅亡するまでの平氏一門の姿を、絵画作品などを通じて概観します。

 

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