茶碗の中の宇宙 樂家一子相伝の芸術

茶碗の中の宇宙 樂家一子相伝の芸術
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イベント概要

 茶碗の中の宇宙とは、全ての装飾や美しい形を捨て、手捏ねによる成形でさらに土を削ぎ落としながら造形を完成させていった茶碗を用い、その茶碗によって引き起こされる無限の世界、正しく宇宙のように果てしなく広い有機的空間のことと捉えています。
 つまり、一服の茶を点てます。相手は、その茶を飲みます。その行為により二人の関係の全てが茶碗の中を巡ります。その茶碗の中を見つめながらの人間の思いは、他に想像もできないほどの大きく深い意味を有し、まさに宇宙と呼ぶべき無限の世界が広がるのです。
 今から450年前、長次郎という人物によって創造された樂茶碗は、一子相伝という形態で現在まで続いています。一子相伝とは、技芸や学問などの秘伝や奥義を、自分の子一人だけに伝えて、他には秘密に

して漏らさないことであり、一子は、文字通り実子でなくても代を継ぐ一人の子であり、相伝とは代々伝えることです。
 この様な考え方で、長年制作が続けられている樂焼は、長い伝統を有していますが、しかし、それらは伝統という言葉では片付けられない不連続の連続であるといえます。長次郎からはじまり15代を数える各々の代では、当代が「現代」という中で試行錯誤し創作が続いています。本展では、現代からの視点で初代長次郎はじめ歴代の「今―現代」を見ることにより一子相伝の中の現代性を考察するものです。正しく伝統や伝承ではない不連続の連続によって生み出された樂焼の芸術をご覧いただけます。

イベント情報

東京展

会場 東京国立近代美術館
〒102-8322 千代田区北の丸公園3-1
会期 2017年3月14日(火)~5月21日(日)
休館日 月曜日(ただし、3月20日(月・祝)、3月27日(月)、4月3日(月)、5月1日(月)は開館)、3月21日(火)
開館時間 午前10時~午後5時(金曜日は午後8時まで) ※入館は閉館30分前まで
主催 東京国立近代美術館、京都国立近代美術館、NHK、NHKプロモーション、日本経済新聞社
協賛 日本写真印刷
特別協力 樂美術館、国際交流基金
協力 あいおいニッセイ同和損保
お問合せ ハローダイヤル:03-5777-8600(8:00~22:00)
観覧料
  当日 前売・団体
一般 1,400円 1,200円
大学生 1,000円  800円
高校生  500円  300円

 

※中学生以下無料
※団体は20名以上
※本展の観覧券でコレクション展もご覧いただけます。

京都展(終了しました)

会場 京都国立近代美術館
〒606-8344 京都市左京区岡崎円勝寺町 岡崎公園内
会期 2016年12月17日(土)~2017年2月12日(日)
主催 京都国立近代美術館、東京国立近代美術館、NHK京都放送局、NHKプラネット近畿、京都新聞、日本経済新聞社
協賛 日本写真印刷
特別協力 樂美術館、国際交流基金

 

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